みずほ銀行、サイバーエージェントおよびフライウィールは、法人顧客向けマーケティングプラットフォーム事業に関する戦略的業務提携契約を締結した。同提携により3社は、マーケティング支援に向けて広告事業の創出やプラットフォームサービスの提供、データサイエンスの取り組みを通じた分析の高度化などに取り組む。
具体的な取り組み内容として、みずほ銀行の顧客に関する情報やサイバーエージェントのAI技術を活用した広告配信モデルを活かし、一人ひとり最適なタイミングで情報を届ける広告事業の創出を検討していく。
また、広告事業とみずほ銀行の法人向け統計データ販売サービス「Mi-Pot」などのサービスを連携させ、広告配信から分析まで行うマーケティングプラットフォームの構築やそれを通じたDX支援を目指す。
さらに、みずほ銀行とサイバーエージェントのデータサイエンスの取り組みを通じた広告配信の分析・予測精度の向上に取り組み、モデル構築を行う。加えて、フライウィールと連携することで個人情報保護の保護や事前に同意を得た情報の利活用などの対応、および枠組みの構築も推進する。
今後3社は、マーケティングプラットフォーム事業におけるサービス開発などの検討を行っていくとともに、顧客の多様な価値観に応えるマーケティング関連の新規事業創出も検討していく。
【関連記事】
・KDDIグループとフライウィール、資本業務提携を締結 データ連携で企業のDXを推進へ
・サイバーエージェント、AIを活用したコメント分析によるYouTube支援ソリューションの提供を開始
・サイバーエージェント、「極予測AI」において商品画像の生成機能を開発 ラベル文字や光の差し込みも再現
・サイバーエージェント、Webサイト上にメタバース商空間を開設・運営するサービスを開始
・Criteoとサイバーエージェントが連携、LINEのレコメンデーションメッセージのPoCを共同実施