成果確定のタイミング
成果確定のタイミングはECサイトによってさまざまです。たとえば、商品の購入では「受注時」「発送完了時」「クーリングオフ期間後」「入金確認時」などが考えられます。一般的には、「発送完了時」としているところが多いようです。資料請求や会員登録では、申し込みの重複などがないかどうか、また、コミッションを得る目的で不正に複数の資料を請求したり、架空の人物で会員登録をしたりしていないかなどを確認した後、確定としているケースが多いでしょう。

クレジットカードやキャッシング申込みが成果の対象である場合には、通常、審査が完了し実際にカードが発行されて始めて成果を確定しています。したがって、成果の確定まで多少時間がかかってしまいます。
手軽な成果確定システムを利用しよう
成果確定の具体的な作業は、提携申請の承認作業と同じように、管理画面の一覧表示を見て、「確定」欄にチェックし、ボタンをクリックするという簡単なものです。しかしこれだと、件数が多くなるとなかなかの重労働になります。
そのために用意されているのが、未確定の成果データ一覧をCSV形式でダウンロードし、それを使って社内の受注管理システムのデータと照合し、確定してもよいデータにはその旨のフラグを立て、そのCSVデータを再びシステムに戻して反映させるというものです。
ASPによって成果確定の方法は異なりますので、確定作業を省力化するための仕組みとしてどういったものが用意されているのか、事前に営業担当などに聞いて確認しておくといいでしょう。