「ディスプレイ広告」「レシート告知」で再来店につなげる
MZ:stera adsはどのようなアプリですか。
下青木:主な機能として「ディスプレイ広告」「レシート告知」があります。店舗集客を行う場合、新規顧客とリピート顧客で戦略が異なりますが、新規顧客の獲得には多くのコストや時間がかかり難易度も高くなります。そのためstera adsでは、いかに再来店していただくか、リピート顧客を増やすことを主軸にしています。
下青木:具体的には、ディスプレイ広告ではセールやキャンペーンのお知らせ、ポイントプレゼント、公式アプリやLINEの案内などを決済端末のディスプレイに表示させることができます。
公式アプリやキャンペーン情報を店内にPOPやポスターで表示しても、買い物・店舗利用中の顧客には深く意識されず、認知されないままの場合が少なくありません。しかしstera adsでは決済中にディスプレイに情報を表示できるため、レジ待ち中や決済を行う際などのタイミングで顧客の視界に入り、認知されやすくなります。
たとえば決済の直前に「LINE公式アカウントで友だち登録すれば10%オフ」という広告を表示すれば、より顧客に“自分ごと”と捉えていただくことができ、友だち追加につながりやすいといえます。
新人の店舗スタッフが接客する際は、商品を袋に入れる間に顧客に画面の広告を見ていただくなど、時間の有効活用ができます。ベテランのスタッフであれば、顧客がディスプレイに目線を落としたことに気づきますから、そのタイミングで案内などのコミュニケーションを図ることも可能です。ディスプレイ広告を出すことで、店舗での顧客体験とのブースト効果も期待できます。
広告機能から効果測定まで、コストを抑えながら使い放題に
MZ:レシート告知はどのように活用できますか。
下青木:その名の通りレシートに告知を掲載する機能で、QRを印字してキャンペーンサイトやLINE公式アプリの友だち追加画面に遷移する形での活用が多いですね。現金よりもクレジットカード決済のレシートのほうがすぐに捨てられにくく、後からQRを読み込んでいただくパターンが多いようです。
ディスプレイ広告もレシート告知も、クーポン利用数や友だち登録数などを計測することで効果測定や費用対効果の把握が可能となります。
また、一度利用いただいた方に再来店を促進できることに加え、stera adsは両機能が使い放題で月額550円(税込)となります。このため、通常のWeb広告施策よりコストを抑えられる点もメリットです。