日本SPセンターは、3月29日、「コンテンツマーケティング・グランプリ2023」の結果を発表した。

　同グランプリは、企業・団体のオウンドメディアを広く伝えたたえることを目的としたもの。3回目の開催となる今回は、記事サイトに限らず、動画・音声・紙メディアなども含めた、自社媒体・自社オリジナルコンテンツでの取り組み全般が対象となった。

　今回は、各部門のトップ評価となる「グランプリ」に加えて、グランプリに次ぐ評価だった「優秀賞」、際立ったコンテンツで今後の活躍が特に期待される「奨励賞」など計12メディアが選出された。すべてのエントリー作品に対して、クリエイティビティ・編集力・コンテンツエクスペリエンス・運用プロセスなどの審査基準の基、CMAアンバサダーの投票と、5人の専門家の審査委員が審査を行った。

教育コンテンツ部門・CMAコミュニティ部門グランプリ

　甲南女子大学　キャンパスマガジン「シーソー」

　身近なテーマや興味を切り口に、甲南女子大学の学びやキャンパスライフを紹介するメディア。将来の目的が定まっていない高校生にも興味を持ってもらうこと、そしてその将来への糸口が見つかる場として甲南女子大」を視野に入れてもらうことを目的に運営している。

リクルートコンテンツ部門グランプリ

　Cygames　「Cygames Magazine」

　「Cygames Magazine（サイゲームス マガジン）」は、サイゲームスのコンテンツづくりの裏側やスタッフの想いなどを紹介するメディア。求職者に役立ち、ファンに楽しまれることを目指して運営している。

noteコンテンツ部門グランプリ

　レオス・キャピタルワークス　「ひふみラボnote」

　ひふみラボnoteは、「投資」や「お金」をテーマに、その楽しさやおもしろさを伝える「研究所」として運営。株式や投資信託などといった狭義の投資やお金の話に限らず、投資とは何か・お金と社会のつながり・同社が応援している活動など幅広いジャンルにわたって深く考えるコンテンツを発信している。

ブランドコンテンツ部門グランプリ

　Stellantisジャパン　「Real Style by Jeep」

　RealStyle（リアル・スタイル）は、Jeepのテーマである自由、冒険、本物をテーマにしたライフスタイル・マガジン。Jeepの楽しみ方をはじめ、テーマを切り口にしたライフスタイルの提案、日常が豊かになるようなカルチャーコンテンツを発信している。

ブランドコンテンツ部門グランプリ

　富士フイルム、富士フイルムイメージングシステムズ　「Cheki Press」

　ChekiPress（チェキプレス）は、FUJIFILMのインスタントカメラ「INSTAX “チェキ”」の公式Webマガジン。オリジナルのインタビューコンテンツや最新のニュースを発信している。

優秀賞

　シャープマーケティングジャパン　「最古の穴なし槽洗濯機 徹底検証」

　シャープ洗濯機製品情報サイトのスペシャルコンンテンツ。必要な商品情報や、商品の魅力を伝えるコンテンツを発信している。

　呉学園 専門学校日本デザイナー学院、日本写真芸術専門学校　「PicoN!」

　「PicoN!（ピコン）」は、ひらめきが生まれるクリエイティブ情報サイト。同学園の在校生に限らず、クリエイターを目指している人やサイトを訪れてくれた人に向けて、「発見」や「ひらめき」につながる様々な情報を提供している。

　アナグラム　「Marketeer（マーケティア）」

　Marketeerでは、マーケターの素晴らしい取り組みを取り上げ広めることで、世の中を豊かにすることを目指し運営を行っている。

　日本たばこ産業　CLUB JT「最高の一服道具店」

　最高の一服道具店はすべての顧客を「たばこを愛する仲間」ととらえ、心情に寄り添い、ともに歩むことを目指すメディア。喫煙者ならではの共感できるシーン×喫煙具のキャンペーンやEC販売、また日々寄せられるコメントに応える企画も展開している。

　NTTデータ　「DATA INSIGHT」

　DATA INSIGHTでは、NTTデータグループの「知見」そして「先見」を社会へ届けることを目指して運営している。

　三菱電機　「Our Stories」

　Our Storiesは、同社グループの従業員と企業としての活動を届けるメディア。社外に同社の考えや取り組みを知らせるきっかけとするだけではなく、従業員のモチベーション向上を狙い、日本語と英語のプラットフォームで運営している。

奨励賞

　x491　「Agend」

　Agend（アジェンド）は、「仕事でのチームコミュニケーション」をテーマにしたWebメディア。健康的に事業を伸ばせる強いチームを世の中に増やすための情報発信を行っている。

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