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【特集】進化するテレビマーケティング、現在の選択肢

多様なデータ資産を用いメディア環境の変化に対応する「TV AaaS」

※本記事は、2024年5月刊行の『MarkeZine』(雑誌)101号に掲載したものです

株式会社博報堂DYメディアパートナーズ
TV AaaS Lab 副編集長 佐藤憶人氏

2012年博報堂DYメディアパートナーズ入社。雑誌・TVメディアのバイイング業務を経験したのち、2018年より業種を問わない大手企業の統合メディアプラニングを担当。現在は、博報堂DYグループが提唱する広告メディアビジネスの次世代型モデル「AaaS」の戦略立案と推進に従事。特に、AaaSを核としたTV・Digital統合動画コミュニケーション領域の進化に携わる。

TV AaaS(※)」で使用しているデータ:TV視聴データ、CM出稿データ、各種調査データ、Web行動データ(サーチ・サイト来訪・CV等)、生活者データ(ライフログ・位置情報・POS等)、許諾を得た1stPartyデータなど

AaaS(Advertising as a Service)博報堂DYグループが提唱する、統合的なメディアプラニングから、広告枠のバイイング、広告効果のモニタリングをワンストップで支援することでマーケティング戦略上、最適な広告メディアの活用を可能にするサービス。

KPIに合わせて分析から最適化まで一気通貫

Q.まず「TV AaaS」がどのようなソリューションか教えてください。

 テレビCMの効果分析から、その結果に基づく素材や枠の最適化までを一気通貫で実行する高度運用サービスです。ダッシュボードによる可視化、バイイングパワーを活かした実現力を兼ね備えています。そしてマーケティング領域へ踏み込むのであればAnalytics AaaS、デジタル広告と掛け合わせるのであればTele-Digi AaaSといった形で対応領域は非常に広いです。

 「『TVAaaS』で使用しているデータ」にあるような、膨大なデータ資産をシステム基盤に独自のアルゴリズムで統合し、広告主のマーケティング活動との常時接続環境を整備しています。長年の実績データの蓄積から業種ごとのKPI・広告効果などのノーム値(基準値)を保有しておりプラニングへの反映が可能です。近年はグループ独自のIDをのりしろとすることで、データ統合のクッキーレス対策も進んでいます。

図表1 「TV AaaS」のイメージ
図表1 「TV AaaS」のイメージ

Q.どのような企業による利用を想定していますか?

 TV AaaSは広告主の多種多様なKPIに合わせて、テレビCMの効果・効率の向上を目指します。あくまで効果の可視化(見える化)はそのプロセスで、最適化アクションの実現(直せる化)を前提と考えています。

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評価指標は拡張中、継続性・再現性のある成果が重要

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2024/06/05 14:46 https://markezine.jp/article/detail/45613

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