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日本IBMとトレジャーデータ、金融機関向けマーケ業務を高度化するサービスを提供 非金融領域で活用も

 日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)とトレジャーデータは、金融機関のマーケティング業務高度化推進に向け「顧客セグメンテーション精緻化」と「広告施策最適化」を実現する機能を、「DSPマーケティング拡張機能」サービスとして提供する。

 本サービスは、日本IBMの金融業務の共通部分をプラットフォームとして提供する「金融サービス向けデジタルサービス・プラットフォーム(IBM Digital Services Platform for Financial Services、以下DSP)」とトレジャーデータが提供する顧客データ活用サービス「Treasure Data CDP(カスタマーデータプラットフォーム)」の連携によって実現するものだ。

 DSPとは、マイクロサービスなどのクラウドネイティブな技術を活用して金融デジタル変革(DX)を推進するソリューションで、2020年の提供開始以来、約30の金融機関に採用されている。

 金融機関は、今回提供されることになった「DSPマーケティング拡張機能」を活用することで、DSPのデータと行動データを掛け合わせた顧客分析に基づくセグメンテーションが可能になり、個客にあわせたCRMや広告宣伝をリーズナブルに実践できる。

DSPとTreasure Data CDP連携で実現するマーケティング高度化オファリングの図
DSPとTreasure Data CDP連携で実現するマーケティング高度化オファリング

 既に顧客データ活用が広く浸透した企業では「Treasure Data CDP」を用いたCRMで獲得率280%向上、さらに広告宣伝では費用対効果を30%以上改善しており(※トレジャーデータ利用企業実績より)、本協業でも同様の効果の早期実現を目指す。

 また、2021(令和3)年の銀行法改正を受け銀行が参入可能となった、非金融領域での広告事業への活用にも貢献する。

 今後も日本IBMとトレジャーデータは、データ収集基盤の実装からデータ利活用業務立ち上げ、定着までをワンストップで実現できることを目指して、パートナーシップを拡大させていく予定だ。

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2024/06/11 14:45 https://markezine.jp/article/detail/45935

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