NTTデータ先端技術は、「デジタル技術によるCX変革プログラム」の提供を開始した。
同プログラムでは、新規サービス創出や既存サービスの改革、組織の改編を進めるためのアイデア創発からその実現まで支援。NTTデータ先端技術が2021年に立ち上げた最新技術を用いてアイデアの具現化に取り組む「IncuCenter(インキュセンター)」の活動と、「CXエキスパート」および「テクノロジーエキスパート」の知見を組み合わせ、顧客のCX変革の実現を目指す。
具体的には、「デジタルCXデザインワークショップ」「PoC(概念実証)検証」「プロトタイプ検証」「MVP(Minimum Viable Product:実用最小限の製品)検証」の4つのステップにわけて実施。CXデザインとテクノロジーの両視点を掛け合わせたワークショップによって新たなアイデアを発見する仕組みを顧客に提供し、実際のビジネスに活用可能なMVPを構築するとともに、価値の継続的な改善と評価を行っていく。
ステップ1「デジタルCXデザインワークショップ」では、顧客のニーズ・成熟度に合わせたワークショップを提供し、カスタマージャーニーマップや業務プロセスチャート、CXリストなどを作成する。
ステップ2「PoC検証」で課題を見つけてブラッシュアップを重ね、ステップ3「プロトタイプ検証」ではPoC検証の結果に基づき技術を具現化したプロトタイプを開発。ステップ4「MVP検証」においては、実現したソリューションのユーザー検証も含め、ビジネス評価が可能なMVPをアウトプットしていく。
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