グローバル企業のブランディングや、自社事業を通した新しい市場創造の支援を行うI&CO(アイ・アンド・コー)は、2024年7月1日付けで東京オフィスの代表に、近藤まり子氏が就任したことを発表した。
I&COは、2016年にクリエイティブディレクターのレイ・イナモト氏がニューヨークで共同創業したグローバル・イノベーション・ファーム。ブランド、プロダクト、サービス、コミュニケーションの4領域に焦点を当て、企業やブランドの変革を成功に導く。ニューヨークと東京、シンガポールに拠点を置き、これまでにTOYOTA、UNIQLO、Panasonic、Amazon Audibleなどをはじめ、国内外の数多くのブランドのプロジェクトを手掛けてきた。
東京オフィスであるI&CO Tokyo 代表に就任した近藤まり子氏は、2021年4月にエンゲージメントマネージャーとしてI&COに参画。グローバル企業の経営層と対話をしながら、パーパス策定とその浸透・実行、デジタル体験のリデザイン等のプロジェクトで、戦略策定と実行支援を推進してきた。ブランディング領域では、ユーザー調査、クリエイティブ開発、メディア設計など、上流から実施までを手掛けた豊富な実績を有している。
近藤まり子氏は代表就任発表に際し、次のようにコメントを発表している。
I&CO Tokyoは設立から5年間、企業やブランドの「変化の伴走者」として尽力してきました。ビジネスリーダーの皆様の感じている課題を紐解き、時に問題提起し、具体的なアウトプットをデザインすることでより良い変化となるよう活動しています。今後、その変化の必要性やスピードは増していきます。たとえば、グローバルブランドの強化、ユーザー体験の更なる進化、社内文化の発展、パーパスの体現.....。
このような答えのない課題に対して、3年後にあるべき仕組みを今、実現することが、企業やブランドを前進させると信じています。I&CO Tokyoがさらにその前進の力となれるよう、取り組んでまいります。
これまで東京オフィスの共同代表を務めた高宮範有氏と間澤崇氏は、2024年2月に開設したシンガポールオフィスと合わせてアジアの両拠点を率いる。また、創業パートナーのレイ・イナモト氏は、ニューヨーク、東京、シンガポールにオフィスを置くI&CO全体の発展を引き続き支えるとしている。
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