メタバース事業を手掛けるメタバースクリエイターズは、メタバース内でアバターを使った記念写真を撮影できるアセット「メタプリ」を開発。企業や自治体向け製品として、提供を開始した。
企業や自治体のメタバースのワールド内に同アセットを導入することで、ユーザーは自身のアバターの写真を撮影し、その画像をSNSなどに投稿できる。これにより、メタバースでの認知拡大や集客の機会を創出する。テンプレートを変更すれば様々なシーンの画像が生成できるため、観光地や企業のブランド、キャラクターなど多様なコラボレーションが可能だ。
コラボ導入の第一弾として、AniqueのVRChatのワールド「Anique Museum」内で開催される「Weird展 ようこそ、ワイヤードへ。」会場に「serial experiments lain」コラボプリ機を設置。ユーザーは無料で利用可能で、登場人物の一人になったような画像を生成できる。
今後同社は様々なIPや企業、自治体とコラボするとともに、撮影した画像を実際のシールとしてプリントできる仕組みやプレミアムフレームなどの機能を一部有料で提供することも検討。さらに、RobloxなどVRChat以外のメタバースプラットフォームでも同様の仕組みを順次公開していく。
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