アメリカと日本に拠点をもち、AI、XR、ブロックチェーン事業、ファンプラットフォーム「PEEEPS(ピープス)」を展開する1SECは、インフルエンサーアサインサービス「HYPE CAST AI」を正式にリリースした。
昨今、タレント自身がSNSを活用することが一般的になり、広告主側でも「単なる案件」ではなく、インフルエンサーに対して誠実な関与を求める動きが強まっている。そんな中、同サービスはインフルエンサーマーケティングにおいて抱かれがちな、「投稿内容がインフルエンサー自身の言葉や企画なのか?」「フォロワー数だけでなく、熱心なファンがいるのか?」「本当に商品やサービスを気に入って使っているか?」といった疑問の解決を目指し、ローンチされた。
同サービスでは、ファンプラットフォーム「PEEEPS」で得たゼロパーティーデータに、AI検出を掛け合わせることで、タレントがリアルに“好き”なものと、商品やサービスのマッチングを実現する。これにより、タレントのSNSの情報からだけではわからない本当に興味関心がある商品やサービスと企業のキャンペーンをマッチングし、タレントの真摯な関与を前提としたマーケティングを実現する。
同サービスのデータベースに登録するクリエイターの総フォロワー数は、α版リリースから3ヵ月で4,500万人を突破。Instagramを中心に中規模(3万人)以上のフォロワー基盤を持つクリエイターが多いだけでなく、TikTokやXなど、複数のプラットフォームで活躍するクリエイターが存在しており、ビューティーやファッションを中心に、幅広いジャンルをカバーしている。
今後同サービスは、タレントにひもづく“ファンのデータ”との連携により、アクションに直結するデータの可視化機能をはじめ、より親和性の高いタレントの提案ができるように機能を拡充する予定だ。
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