The Trade Deskは、8月20日、同社が提供するオープンインターネット向け次世代IDソリューション「Unified ID 2.0(以下、UID2)」に神戸新聞社が対応したことを発表した。
UID2は、オープンインターネット上のチャネルやデバイスで広告主による正確なマーケティングや効果測定を可能にするもの。広告主やパブリッシャーが保有する消費者のメールアドレスや電話番号をハッシュ化、ソルト化、暗号化する。そして、消費者自身がオプトイン・オプトアウトを選択しコントロールできる状態を維持することで、プライバシーに配慮した形で、関連性の高いデジタル広告体験を消費者に届けられる。
これにより、神戸新聞社が運営する神戸新聞NEXTにおいて、消費者のプライバシーに配慮しつつ、関連性の高い広告体験の提供が可能になる。加えて、広告主はデジタル広告の取引において高精度でのターゲティングと効果測定を利用できる。
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