サイバーエージェントはAI事業本部において、クリエイティブ審査自動化システム「審査AI」の提供を開始した。
同システムは、広告主企業が指定したルールに基づいて、AIによる自動審査で広告クリエイティブをスクリーニングし審査結果を提示する。審査結果のフィードバックを蓄積・学習することで、企業固有の判断基準に適応した専用のAIアシスタントとして進化していく。
さらに、テキスト広告でAIに学習させたルールをバナー広告にも適用するなど、異なるクリエイティブ種別間でのルール適用も可能となる。
現在は、テキストおよび静止画バナー内テキストの審査に対応しており、今後は動画広告やランディングページなどの機能拡張を予定。AIを活用して広告クリエイティブの審査を学習・自動化することで、広告主企業の業務効率化および広告効果の最大化を支援していく。
【関連記事】
・サイバーエージェント、COTENと提携し社会課題における調査機関「人文知研究所」を新設
・サイバーエージェント、漫画編集者の林士平氏とともに「MANGA APARTMENT VUY」を始動
・サイバーエージェント、アサヒ飲料やロッテらと価格決定に関する共同実験を実施 AIと経済学を活用
・サイバーエージェント、Z世代向けの縦型動画に特化した「SNSクリエイティブスタジオ」を新設
・サイバーエージェント、「極予測やりとりAI」の提供を開始 AIでクリエイティブ確認の効率化を支援