リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営するunerryは、京王自動車およびEssenと連携し、「地域密着型車両メディア」における取り組みを実施。タクシー車両広告の効果検証を可能にするビーコン技術を導入し、Essenが手掛けるモビリティ広告プラットフォーム「WithDrive」における、京王自動車が保有するタクシーへの実装を促進する。
具体的には、「WithDrive」を10台のタクシーに実装し、京王電鉄が特別協賛を行うeスポーツ大会「京王Presents JCG STREET FIGHTER 6 CAPCOM Pro Tour 2024 SUPER PREMIER JAPAN」の大会ビジュアルで車両をラッピングした形で、大会開催となる2024年11月2日(土)と11月3日(日)までの約1ヵ月間、調布市を中心に走行する。
これにより、イベントによる地域活性化を図るとともに、地元密着型のメディアとしてのタクシー車両広告の媒体価値向上を支援する。
また、タクシー車両内にはビーコンを設置し、メディア接触者を定量的・定性的に計測。日別・時間帯別の広告接触者数や性別・年代、居住地・勤務地の推定および行動DNA(日常の行動傾向から趣味嗜好を推定するunerryの指標)などのデータを可視化する。メディア接触者のうち、実際にどれくらいの人が大会に来場したかの来場数計測も行う。
さらに、unerryでイベントの事前・事後にも人流ビッグデータを活用した分析を行うことで、タクシー車両をメディア化した際の広告価値を評価し、同プロジェクトの価値最大化を図る。
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