Criteoとunerryは、実店舗での集客支援に向けて協業することを発表した。本協業により、両社はオムニチャネルにおける店舗集客型デジタル広告の強化を目指す。
Criteoは、ワールドワイドでコマースメディアを展開している。一方unerryは、スマートフォンなどのデバイスを通じて取得した月間800億件のリアル行動(位置情報)データを解析、ユーザーの行動特徴に基づく位置情報広告サービス等を企業に提供している。
今回の協業では、Criteoがもつ消費行動履歴などのコマースデータと、unerryがもつリアル行動データとマッチングさせることで、クッキーレスな環境でも最適なユーザーへの広告配信および、効率的な広告キャンペーンを実現する。また、オンライン広告接触ユーザーの実来店効果を計測できるようになった。
なお、本連携で両社が取り扱うデータには個人情報は含まれず、両社間のデータ連携ではプライバシーに配慮の上、セキュアな環境で行われる。
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