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unerryとBrazeが連携、顧客の位置情報や行動履歴に基づいたコミュニケーションが可能に

 リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営するunerryと、カスタマーエンゲージメントプラットフォームを提供するBrazeが連携を開始した。

 unerryの「Beacon Bank」は、4.2億IDの人流データを保有し、消費者の行動嗜好性をリアルタイムに把握できる。一方Brazeのプラットフォームは、ファーストパーティデータ連携による顧客理解とモバイルアプリ、メール、LINE、SMS等のクロスチャネルでのコミュニケーションが可能だ。

ハイパーパーソナライズ基盤の概要図
クリックすると拡大します

 連携により、顧客のリアルタイムな位置情報や行動履歴に基づいた、よりパーソナライズされたコミュニケーションが可能になる。

 具体的には、顧客の位置情報を店舗外、来店、来棚といった粒度でリアルタイムに検知し、アプリ通知やイベント等で即時に活用できる。またunerryの月間840億件の蓄積された人流データのAI解析により日常行動傾向から顧客の趣味嗜好を理解し、Brazeのクロスチャネルでのコミュニケーション基盤から最適な顧客、タイミング、コンテンツ、チャネル、量で施策も展開できる。さらに顧客の反応をフィードバックすることで、コミュニケーションのPDCAを加速する。

 今後両社は、小売、メディア、グローバルの3つの分野で連携を強化し、顧客体験の向上を目指す。

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MarkeZine(マーケジン)
2024/09/18 17:45 https://markezine.jp/article/detail/46957

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