博報堂は、3Dアバター試着サービス「じぶんランウェイ」において、スマートフォンからの顔写真のアップロードのみでアバター生成と試着が可能なスマホ版を公開する。
同サービスは、ランウェイ形式で複数の自分のスタイルフィッティングを360度見ることができ、後ろ姿や動いている姿を瞬時に確認・比較しながら検討することが可能な3Dアバター試着サービスだ。XR 領域のクリエイティブやソリューション開発を行う、博報堂DYグループの横断プロジェクト「HAKUHODO-XR」が提供している。またスマホ版は、博報堂アイ・スタジオが開発を担っている。
スマホ版では、「『服を買う』から、『意外な自分らしさを買う』へ。」をコンセプトに、新しい買物体験を提供する。UXも「選んでから着る」から「着てから選ぶ」に進化し、同時におすすめの6着のコーディネートを着用したアバターがランウェイ上に登場する。アプリのダウンロードは不要で、Web上での利用が可能だ。
また、10月19日に開催される「Rakuten GirlsAward 2024 AUTUMN/WINTER」と連携し、同イベントで初披露される新ブランド「cos to me」のアイテムを同サービス上でバーチャル試着し、その一部をEC上で購入できる実証実験を行う。
今後、博報堂は様々な協業パートナーとの実証実験も進める予定だ。
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