獲得ユーザーのF2転換率は他媒体と5%以上の差
MZ:Standard Adsの運用で具体的にどのような成果が出てきたのでしょうか?
池田:当社は毎年、売上成長率前年比150%という目標を継続的に掲げ、目標を達成してきました。今後もこの調子で本当にいけるのかという懸念が出てきた頃にStandard Adsを導入し、成長を維持できています。
池田:実際に1年と少しの間を運用し、LTVには大きな変化が出ています。獲得ユーザーのLTV(1年間の購入金額)を他媒体と比較すると最大2,000円程度の差があり、F2転換率も他媒体に比べて5%以上の差が見られました。
こうした結果からStandard Adsに注力した方が良いという判断に至っており、和漢の全広告費のうち、Standard Adsへの広告出稿額は2023年9月時点で7.5%でしたが、現在では30%まで伸長しました。もちろん、それにともなって売上も向上しています。
MZ:Standard Adsの活用による成果向上について再現性の高さを感じられているようですね。媒体側としては、先述の機能の他にどのような要因があると考えていますか。
佐藤:いわゆるアドフラウドのような広告不正が発生する確率が少ないのもStandard Adsのメリットです。かなりフラットな形でユーザーの反応をフィードバックできる媒体なので、そこは国内メディアの中でも特異性があると思います。こうした特性も、広告効果を得られる再現性の確度が高い理由の一つでしょう。
ブランドセーフティ関連では、広告審査のクオリティも当社の審査チームによって力を入れている部分です。公的機関のチェックなどとも連携して強化しています。リスクがあるような広告表現に関しては、最新の広告規制などをキャッチアップして審査基準を常にアップデートしていますね。
ニュースアプリという特性を意識することが攻略につながる
MZ:SmartNews Adsを活用して成果を上げるためのポイントはありますか?
佐藤:スマートフォンの画面横幅一杯に表示されるような他媒体の広告クリエイティブをそのまま転用しても上手くいかないケースがあります。ただ広告媒体として横並びに見るのではなく、ニュースの中に露出されるとユーザーの目にどう映るかといった部分を意識するのが運用のポイントかと思います。
池田:SmartNews Adsでは顧客に有益な情報を提供することが、結果的に費用対効果の向上にもつながっていると感じます。まずはユーザーが求める情報提供ができているかを最初に検証するのがポイントだと思います。
MZ:今後Standard Adsをどのように活用していきたいか展望をお聞かせください。
池田:当社は今後も新商品を出していく予定なので、Standard Adsへの出稿を増やして審査周りも含めた検証を進めていきたいと思っています。
佐藤:池田さんが独立されるということで、今後は後任の方へナレッジを引き継ぐなどのサポートに加えて、少人数で運営する和漢のメンバーの方の全体的な工数負担を削減できるような支援ができればと思っています。SmartNews全体としては先述のSMARTターゲティングをはじめとして広告プロダクトのアップデートを2024年から大幅に行っており、この大きな変化の流れは2025年まで続く予定です。ユーザーの声を反映しながら改善していきますので、ご興味のある方はぜひ弊社までお問い合わせいただければと思います。
アプリユーザー数・掲載媒体数No.1ニュースアプリへの広告掲出で、高いコストパフォーマンスを実現!
今回の記事でもご紹介したように、SmartNewsへの広告掲出を行うことで、高LTVユーザーの効率的な獲得が期待できます。サービスサイトでは、「業種別数値パフォーマンス」や「SmartNewsユーザーの特徴」などについても詳細をご紹介しておりますので、本記事とあわせてご確認ください。