日販が6倍に伸長! 新機能を活かした取り組み事例
──先ほど「6倍に伸長された」と言われていた、ターゲットCPAを活用したお取り組みについて詳しくお聞かせください。
西岡(ワンスター):機能性表示食品の案件でターゲットCPAを活用し、SmartNews Adsを出稿。それにより、日によるユーザーニーズのブレに自動で対応できました。
西岡(ワンスター):他にも設定したターゲティングを尊重しながら、広告効果の高いセグメントを自動的に探索・拡張する「SMARTターゲティング」という機能も使っています。わりと高価な商材でコアターゲットは60代にしていたのですが、この機能により年齢の拡張され、40〜80代まで満遍なく効率の良い獲得が広がる配信ができました。その結果、CPAを守りながら日販を6倍まで伸長できました。
菅(スマートニュース):ワンスター様がターゲットCPAでこれだけ成果が出たのは、日頃からSmartNews Adsを精度が高い状態でキャッチアップ・運用し、コンバージョン数を伸ばしていた土台があったことも大きいです。SmartNews Adsではコンバージョンの学習に広告単位でのパフォーマンスを重視するので、パフォーマンスのいい広告が見つかっていると、ターゲットCPAでコンバージョンを伸長しやすくなります。
弊社としても、ターゲットCPAを適用する前に、まずは効果の良いクリエイティブを見つけることをオススメしています。
──ターゲットCPAの導入前には、これだけの成果が出るものだと予測していましたか。
西岡(ワンスター):正直、ここまでの規模感を出せると思っていなくて、びっくりしました。そもそもずっと獲得効率が良かった案件なので、さらにグロースさせるとなると、なかなか難しいところがあります。今回もこうしたことがネックとなっていましたが、SmartNews Adsはグロースをしっかり狙える広告プラットフォームだと認識が改まりました。
実は2023年末頃は、どの媒体も配信量がシュリンクしていて厳しい状況でした。他の媒体はCPCが上がっていたのですが、SmartNews Adsはそこまで上がらず通常通りでした。広告主の方からも、「SmartNews Adsだけは死守してください」と言われていて、ここでグロースできなかったらどうしようという状況だったこともあり、そうした意味でも非常に助かりました。
管理画面のアップデートでさらに新機能を追加しやすく
──今後の展望についてお聞かせください。
西岡(ワンスター):デジタル広告のコモディティ化が進んでいて、クリエイティブだけで競合他社と差をつけるのは難しくなっています。そのため、私たちは運用ロジックや新たな武器を常に追求していますし、広告主の方からも「何か新たにチャレンジできることはないですか?」とよく相談されます。今回ターゲットCPAに取り組んだら日販が6倍に伸長するという効果が出たので、スマートニュースさんには今後も新たな武器となる新機能が追加されることを期待しています。
広告代理店事業の展望としては、広告主の売上をしっかり立てないと広告費をお支払いいただけないので、広告だけではなく事業の上流からご支援・伴走し、売上やLTVを伸ばし、ビジネスモデルを確立していく提案をしていけたらと考えています。
菅(スマートニュース):2024年春にSmartNews Adsの管理画面がアップデートし「広告マネージャー v2」となりました。これにより、さらに広告の効果を改善するためのアップデートをしやすい土台が整いました。また、SmartNews Adsは意思決定が日本でできる点も強みです。そうした小回りの利く状況を活かし、広告代理店や広告主の声を集めてプロダクトに反映し、より魅力的な広告プラットフォームをつくっていけたらと思っています。