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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2025 Retail

【新年特集】2024→2025 キーパーソンによる予測と展望

グループ再編を経て、主戦場を拡張するオプト 注力する「LTVマーケティング」でのビジョン

広告だけでは実現できない、手触り感のある「CX」「接点作り」を

 オプトが提供するCXは、広告を介したものだけに限りません。Webサービスのネイティブアプリや、LINE上で利用できる「LINEミニアプリ」など、実際にエンドユーザーが触れるものを作り、顧客体験を提供することをミッションに置いています。

 食品メーカーを例に考えてみましょう。スーパーやコンビニなどで販売される食品の売上データは、流通企業から食品メーカーへとフィードバックされます。しかし、データから販売個数や売上額が表面的にわかったとしても、一体どのくらいの人が買い続けているのか、食べ続けているのかはブラックボックスです。

 そこで、オプトは商品に二次元コードを付け、食品メーカーがエンドユーザーと直接コンタクトを取れる仕組みを開発しました。これによって、エンドユーザーには何度も買うことでお得なクーポンなどの特典を得られるメリットが、企業にとっては継続購入者のシルエットが明確になるというメリットがあります。顧客データをもとにマーケティングを実施することで、エンドユーザーが楽しみながら継続的に買い続けられるような環境を作り出しています。

 これまでは、企業が持つマーケティング課題に対し、デジタル広告の範囲内で手法を提案することにとどまっていました。しかし、それではリアリティが足りません。プラットフォーマーとのネットワークやデジタルテクノロジーをフル活用した、「手触り感」のあるエンドユーザーとの接点作りを強く推し進めています。

 企業からは、「かゆいところに手が届いていないけれど、どうにか解決したい」というように漠然としたお話をいただくこともあります。マーケティング課題というより、事業課題レベルのご相談もお受けしています。

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2025年は各事業が本運用のフェーズへ

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この記事の著者

安光 あずみ(ヤスミツ アズミ)

Web広告代理店で7年間、営業や広告ディレクターを経験し、タイアップ広告の企画やLP・バナー制作等に携わる。2024年に独立し、フリーライターへ転身。企業へのインタビュー記事から、体験レポート、SEO記事まで幅広く執筆。「ぼっちのazumiさん」名義でもnoteなどで発信中。ひとり旅が趣味。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2025/01/31 09:30 https://markezine.jp/article/detail/47494

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