SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第108号(2024年12月号)
特集「2025年・広告の出し先」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究(AD)

「二つの見直しでROAS約14倍」の事例も!LINE公式アカウント運用コンサルに聞くステージの上げ方

 LINE公式アカウントが顧客とのコミュニケーションチャネルの一つと位置づけられるようになって久しく、特にCRMを目的として活用する企業は多い。一方で、その設計の習熟度にはばらつきがあり、当初とさほど変わらない設計のままで活かしきれていないといった企業も少なくないのが現状だ。企業のLINE公式アカウントの運用支援を行うミロゴスは、企業の取り組みや活用方法の変遷に最前線で向き合い続けてきた。本記事では、近年クライアント企業から増えている相談の内容やその傾向、具体的な取り組みの事例について、同社の千葉氏、橘氏に聞いた。

LINE公式アカウントの相談は「具体施策の実施方法」から「施策全体の方針設定」に変化

━━今回はミロゴスでLINE公式アカウントの専門的な支援に携わるお二人に、昨今のLINE公式アカウントの活用における企業の悩みや今後の活用に関するヒントを伺いたいと思います。まずはお二人の具体的な業務やミッションについて教えてください。

千葉:私はクライアント企業からご相談をいただくフロント、そしてマネジメントラインの担当です。各企業に合わせたサポートを実施しながら、各プロジェクトの施策全体の骨組みや優先度の設定を行っています。

橘:私はエキスパートとして、施策の具体的な中身を構築していく立場です。アカウントの全体戦略・具体施策をフロントと一緒に考えクライアント企業へのご提案を組んだり、「どこで、誰に、何を、どうやって配信するか」といった、具体的な配信のプランニングと実行をしています。千葉とは若干違う目線を持ちながらも、ともにコンサルタントとして価値観を合わせ、業務を行っています。

画像を説明するテキストなくても可
(写真左)ミロゴス株式会社 セールス部 マネージャー 千葉萌香氏
(写真右)ミロゴス株式会社 セールス部 エキスパート 橘瑛穂氏

━━昨今、クライアント企業からはLINE公式アカウントの活用についてどのようなご相談がありますか。

千葉:数年前と比べてご相談内容が変化しています。当社では元々、APIを活用したLINEの配信やデータの蓄積ツールを提供する、SaaSツールのベンダーとしてご依頼を受けることが多く、会員証のID連携や自動配信の設定、あるいは柔軟性のある個別の開発などに対応してきました。そのため以前は「この施策を実行したい」といった具体施策の実施方法に関するご相談が多くありました。

 しかし、最近では「こんな方針でLINEを使っていきたいけれど、何から着手すればいいのか」「運用の方向性がわからないので示してほしい」というような、戦略や施策立案といった上流工程についてのご相談も増えてきています。これを受け、数年前から当社では運用面の支援にも力を入れるようになりました。カスタマージャーニーにおけるLINE公式アカウントの位置づけや、他ツール・他媒体との兼ね合いなど、戦略策定からサポートさせていただく場合もあります。

友だち登録を目指す「層」にも変化

━━なぜ、相談の内容が変化してきているのでしょうか。

千葉:LINE公式アカウントがリリースされ、しばらく時間が経過したことが大きな理由だと思います。「まずは自社なりに様々な施策を行ってみたけれど、壁に直面してしまった」「もう少し成果をアップさせたいが、今の取り組みでは限界が見えてきた」というお悩みを抱える企業が増えてきたのでしょう。

橘:以前はLINE公式アカウントで一定以上ブランドへの愛着がある方、たとえば“F2以上のお客様”を中心に友だち登録をしていただき、コミュニケーションを取ることを目指す企業が多かったと思います。

画像を説明するテキストなくても可

橘:しかし最近は、そういった一つの購買層に狭めて考えるのではなく、入り口からフェーズごとに最適な体験を提供できるようなタッチポイントとしてLINE公式アカウントを用意し、ユーザー一人ひとりに長期的に寄り添っていきたいと考えるクライアント企業が増えたと感じています。

次のページ
意識する指標は具体的にどう変わった?「ロイヤリティ」「効率」の基準

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
業界キーパーソンと探る注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

落合 真彩(オチアイ マアヤ)

教育系企業を経て、2016年よりフリーランスのライターに。Webメディアから紙書籍まで媒体問わず、マーケティング、広報、テクノロジー、経営者インタビューなど、ビジネス領域を中心に幅広く執筆。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:ミロゴス株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2024/12/26 11:00 https://markezine.jp/article/detail/47534

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング