運用型広告に求められる“正しい負け方”
MZ:逆にSmartNews Adsを活用している広告主や代理店が行いがちなミスについて教えてください。
浅香:最も多いのは、他の媒体で成功した広告をそのままSmartNewsに転用しようとするケースです。これはクリエイティブに限った話ではなく、運用方法についても同様ですね。媒体の特性を理解しその特性に合わせたクリエイティブや運用を行わないとあまり良い実績にはつながらないと思います。
浅香:ただ一方でそのようなミスは、SmartNewsの広告媒体としての立ち位置が十分に確立しきれていないことも大きな要因ではあります。我々としては、より多くの方にSmartNewsについて理解してもらえるように引き続き努力していかないといけないですね。
MZ:現在、SmartNews Adsの活用を検討している方に向けて何かアドバイスはありますか。
久保田:SmartNews Adsのような運用型広告で成果を上げるためには、「成果がうまく出ていない時の負け方」が非常に重要だと私は考えています。
運用型広告では、たとえ非常に良質な広告を出しても、他社の広告出稿状況やシーズナルイベントなどの外部要因の影響により、1日単位で大きく成果が変動します。
そういった時に大切なのが、焦ってやみくもに運用方法を変えてしまわないことです。常に数字を確認し冷静に外部要因を理解することで、運用自体に問題があるのかを理解し正しく負けることができます。そうすれば一時的に結果が出なくても、要因や正しい対策を理解した上で翌日以降の改善につなげられる。特別な裏技ではなく、日々の運用を丁寧に行うことが大事だと思います。
広告運用に求められる、自分の頭で理解する力
MZ:最後に、久保田さんはSmartNews Adsをどのように活用していきたいと考えていますか。
久保田:最近の広告運用では、データを活用して自動化する方法が主流になってきていると思います。当然、機械に任せたほうが良い部分もありますが、それだけではいけません。機械がより効果的なパフォーマンスを出すための戦略を考えるといった仕事はまだまだ人間に求められる部分です。媒体の特性やロジックを自分の頭で理解して、手動で細かく調整できることも必要だと私は思います。
久保田:SmartNews Adsは非常にアップデートの多い媒体です。そのため、運用する私たちが常に最新情報をキャッチアップして媒体の特性を正しく理解することで、SmartNews Adsの活用を通じた提供価値をさらに向上し、お客様に還元していきたいですね。
MZ:スマートニュースとしては、どのような価値を提供していきたいですか。
浅香:広告配信のプラットフォームとして一番に求められていることは、成果を出せる仕組みの提供です。それに向けて当社では、広告主様や代理店様からのVoC(Voice of Customer)をプロダクト開発に活かすようにしています。今後も顧客起点で様々な機能を開発・提供できればと考えております。
また、ディスカバリー様は、現在関西地方に本社があるSmartNews Adsの認定パートナーの中で最も当社との取り組みに注力し、成果を上げてくださっています。これからもディスカバリー様とそのクライアント様の売り上げに貢献するためにも、課題解決にしっかりと伴走していきます。
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