SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

「節約ばかりじゃ楽しくない」「たまには贅沢も」、3割以上の人がメリハリのある消費を志向【電通調査】

消費マインド指数は10か月連続で低下

 今回の調査では、東京30km圏の学生を除く18~69才の男女から646サンプルを得た。2008年6月の「消費マインド指数」は10か月連続で低下し、過去最低の1998年6月とほぼ同水準。全般的な消費心理を表す「気分指数」は調査開始以来の過去最低水準となった。この傾向は、60代以外のすべての年代で見られるという。

低下傾向が続く消費マインド指数

 しかし、1年前とくらべて消費支出を「引き締めていない」人は24.8%と大きく変わっておらず、「少し引き締めている」の41.0%も2ポイントの増加にとどまっている。しかし、分野別の支出意欲を見ると、「食費」「生活用品」では大きな変化が見られないものの、「教養・カルチャー」では「費用は惜しまない」 積極派が8.7ポイント減少して40.4%となっている。

今夏挑戦したい投資「特に考えていない」が半数近く

 調査が行われた6月当時、今年の夏のボーナスの支給額について「増える」と回答した人は19.1%、「減る」は19.6%となり、「減る」が前年同月比で5.0ポイント増加した。しかし、支給額・回答額に「満足」している人は17.0%、「不満」な人は38.5%となったものの、「不満」という回答は前年の同月よりも4.3%減少しており、景気減速の折、ややあきらめムードもあるようだ。

 こうした中、今年の夏に挑戦したい生活への投資については「特に考えていない」が46.7%となっており、具体的なプランで最も多かったのは「テレビやPCの買い替え」の13.5%だった。しかし、購買行動については「たまには贅沢するのもいいものだ」という意見が38.2%と最も多く、「節約ばかりしていても生活は楽しくない」も36.1%でこれに続いている。いずれの意見も4年前の調査から大幅に伸びており、よりメリハリのある消費生活への志向が高まっているようだ。

【関連記事】
今年の夏のボーナス、7割の人が「自由に使える金額が減っている」
6月の「消費意欲指数」、この15年で最低に【博報堂調査】 
高まる貯蓄熱の中、男性20代の4割が「貯蓄していない」【電通消費実感調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2008/07/29 12:21 https://markezine.jp/article/detail/4771

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング