大広と博報堂は、博報堂DYホールディングスが取り組む「これからの幸福感」プロジェクトの発展的活動として、「omoroi-being」プロジェクトを開始した。同プロジェクトは、関西特有の価値観「omoroi(オモロイ)」を基盤に、新たな幸福感や生活・働き方の価値創出を目指すもの。
「omoroi-being」とは、効率性のみを追求せず、矛盾を楽しみ、無駄の中にも価値を見いだす生き方を指す。「本音→共鳴→シェア」というサイクルを通じて、社会や人とつながりながら幸福感を広げる関西らしさに着目している。
同プロジェクトは、「これからの幸福感」プロジェクトが2022年11月に実施した「はたらく世代の幸福感調査」の結果を踏まえている。同調査では、関西の「本音・共鳴・シェア」を重視する文化が、閉塞感を打破し、心身の健全さをもたらす可能性が示唆された。
活動内容として、専用サイト「omoroi-being」の開設、産官学による連携プログラムの推進、事業共創への展開を予定。両社は今後、関西独自の価値観や美意識をグローバルに発信し、関西エリアの活性化につなげるとしている。
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