共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティング(以下、LM)は、Ponta会員基盤と連携するブロックチェーン「MUGEN Chain(ムゲンチェーン)」を新たに構築。2024年12月16日より、MUGEN Chainを活用したWeb3プラットフォーム「MUGEN Portal(ムゲンポータル)」の提供を開始した。
Ponta会員は、会員IDでログインすることでMUGEN Portalにシームレスに接続でき、プラットフォーム上で提供される様々なサービスを利用できる。
また、LMはMUGEN Portalユーザーのオンライン・オフラインの行動を対象に、NFTを発行する。これによって点在していた消費行動を結びつけて生活者のニーズを捉え、企業に対してWeb3技術を活用したマーケティング支援の強化に取り組んでいく。
まずMUGEN Portal上のサービス第一弾として、「みんなの応援実績」機能を提供する。同機能では、LMやMUGEN Portal参画企業のサービスにおける、ユーザーごとのサステナブル領域の貢献活動を可視化していく。
具体的には、同機能と連携するLMのSDGsアプリ「Green Ponta Action」において、MUGEN Chainで記録したユーザーごとの寄付への貢献金額を表示し、ユーザー全体およびユーザー一人ひとりの貢献度を可視化。さらに、ユーザーの貢献金額に応じてNFTやPontaポイントなどの特典をプレゼントする。
加えて、ジオフラが提供するスマホアプリ「プラリー」が同機能に参画する。プラリーのユーザーが移動や広告閲覧などで貯めた移動ポイントをPontaポイントに交換するごとに、プラリーが得た収益の一部が寄付に充てられ、同機能ページ内に貢献金額として表示される。
これらの取り組みによりLMは、アクセスしやすいWeb3サービスの提供を通じてPonta会員に向けた新たな価値創造を目指す。今後は、順次サービスの提供分野を拡張していく。
【関連記事】
・LM、「Ponta Ads LINE分析機能」を提供 LINE公式アカウントのユーザー像を可視化
・ロイヤリティ マーケティング、Pontaのアナリストがデータを整形・可視化するサービスを提供開始
・カカクコム・LM・KDDIの3社、「食べログ」とPontaポイントの提携を発表
・「Ponta Ads」、LINE公式アカウントとの連携を開始 購買データを活用した広告配信が可能に
・ロイヤリティ マーケティングとプレイシンクが業務提携 Ponta会員基盤を活用したWeb3事業推進へ