モバイルアプリの計測・分析ツールを提供するAdjustは、クリスマス後から1月下旬にかけての第5四半期における、モバイルアプリのトレンド予測を発表した。
同社によると、第5四半期は競争が少なく広告費が削減される一方で、ユーザーアクティビティが増加する同期間は、新たな戦略を模索する好機としている。
同社は、第5四半期に成長するジャンルは、健康・フィットネスとゲームアプリと予測。健康・フィットネスアプリは、2024年1月のインストール数が12月比38%増、セッション数も10%増と成長を示した。また有効インストール単価(eCPI)は0.75ドルから1.16ドルに上昇している。一方、ゲームアプリは同期間にインストール数が4%増、セッション数が8%増と成長する中、eCPIは0.72ドルから0.68ドルと微減した。
同社は、第5四半期のマーケティング成功に向けた5つの施策を提示した。
- 新年をテーマにしたクリエイティブやメッセージのA/Bテストを実施し、AIツールを活用したパーソナライズキャンペーンの設計
- リワード広告やプレイアブル広告などのモバイル特化型フォーマットに加え、CTVなど複数チャネルの活用による視聴者層の拡大
- Meta、TikTok、Google Adsなどの広告プラットフォームで十分なデータを収集できるよう、キャンペーンを早期に開始する施策
- リテンション、コンバージョン、長期的なユーザー価値を重視したKPIの設定と最適化
- 消費者行動の変化に応じたキャンペーンの迅速な調整と、その自動化の推進
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