サッポロビールは1月15日、2025年の事業方針を発表した。
同社は「日本のビールの魅力を、さらに進化させる!」をテーマに市場活性化を牽引。同社が持つ「個性」「物語」「資産」をさらに強みに変えるマーケティングへの注力により、次世代ビールユーザーの開拓を目指す。
そのためのマーケティング戦略として同社では、感情の質を高め人生を豊かにすることを意味する「“情質価値”の創造」を掲げる。ブランドの姿勢を表現する広告を通じてユーザーとの共感・共鳴・共創を創出。体験の場を通じて偶発的な出会いと新たな気づきの醸成を図る。
また、ユーザーとの直接的なコミュニケーションがとれる場をオンラインに構築。体験を通して顧客価値を探索する共創マーケティングを展開する。
これらの取り組みにより、同社は約200万人の新規顧客拡大を狙う。
【関連記事】
・タナベコンサルティングとカーツメディアワークス、「戦略ブランディングPR支援コンサルティング」を提供
・サイバーエージェント、AI技術の事業活用と知財戦略を推進する専門組織を設立
・サントリー、ノンアル飲料の統合組織「ノンアル部」新設を発表 マーケティング機能を集約化
・博報堂DYホールディングス、「サステナビリティ方針」を策定 9つの重要課題と活動方針を定める
・博報堂ら、「メタバースビジネスアジェンダ策定プログラム」の提供を開始 事業開発の方針策定を支援