オプトは、Ridge-iとの共創により、AIエージェントを活用したマーケティング業務の内製化とAIによるPDCAサイクル構築支援サービスの提供を開始した。
生成AIの台頭により、企業のマーケティング環境は大きく変化している。また、マスメディアによる一斉配信から、SNSや動画を通じた「信頼」や「共感」を重視するファンエコノミー型のアプローチへのシフトが進んでいる。
企業がデジタル領域で信頼性の高いマーケティング体制を構築するには、企画・制作・実行・分析といった一連の業務をAIで効率化し、PDCAサイクルを高速で回せる体制の整備が必要だ。しかし、AIの誤出力(ハルシネーション)やブラックボックス化、機密情報の漏洩リスク、データ基盤の未整備、AIリテラシー人材の不足など、導入・活用には多くの課題が存在する。
そこで、同サービスでは、AIエージェントがマーケティング業務を支援・代行し、マーケティング担当者がより本質的で創造的な業務に集中できる体制を構築する。

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今後は、マーケティングオートメーション用シナリオ設計、カスタマージャーニー構築支援、KPI別の施策改善案自動提案などの機能を追加予定としている。
両社の独自開発ポイントとして、官公庁や企業の基幹業務でも使われるRidge-iのマルチモーダルAI技術と導入実績、Ridge-iが2024年に子会社化したスターミュージック・エンタテインメントのノウハウ活用、オプトのマーケティング実行支援ノウハウに基づいた業務定着の支援力を挙げている。オプトは、同じ目的に対し、多様なスキルとナレッジを持った企業と連携して解決する「共創パートナー構想」を実施しており、本連携はその一環となる。
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