8月1日付けで百度の代表取締役社長に就任した井上俊一氏は、1995年にセコムに入社し、エキサイトを経て2004年にヤフーに入社。検索事業部長として米Yahoo!と共同でウェブ検索(Yahoo! Search Technology)の開発や検索連動型広告の開発を行ったほか、Yahoo! JAPANの検索関連プロダクトの全責任者として指揮をとるなど、約10年間に渡って同社の検索サービス事業に関わってきた。
百度株式会社は、Baidu.com, Inc. 初の現地法人として2006年12月に設立。2007年にテストサービスをスタートし、今年1月に正式サービスを開始した。昨年6月にはソニー前会長の出井伸之氏を社外取締役に迎えたことでも知られている。
【関連記事】
・百度と早稲田大学、検索技術分野で共同研究
・「百度」の日本からのPVの97%が男性、中国版YouTube「優酷網」も人気【ネットレイティングス調査レポート】
・「百度」日本上陸から2か月、画像・動画検索で国内サイトを圧倒
・「百度」が検索エンジンランキングで世界第3位、4強時代の始まり?【comScore調査】