フリークアウトはTikTok広告向けプロダクト「alpaka(アルパカ)」の正式提供を発表した。同プロダクトは、TikTok内での検索や視聴、エンゲージメント行動をAIで解析し、ユーザーが属する“界隈”を可視化。これにより、特定のハッシュタグにエンゲージメントしたユーザー(トライブ)をターゲティングし、広告効果の向上を図る。
特徴としては、従来の興味関心に基づいたターゲティングでは捉えきれなかった文脈や熱量に着目。広告主とユーザーの接点を自然かつ意味のあるものとし、高精度な広告配信が可能となる。また、alpakaはターゲットユーザーの行動や訴求商材から複数の関連ハッシュタグを自動抽出し、新たな訴求軸やインサイトの発見にもつなげる。
さらに、TikTok広告との連携による自動入札最適化機能を備えており、設定したKPIに基づき入札調整を自動実施し、柔軟でタイムリーな配信を実現する。運用面では、ハッシュタグ設計やレポート作成などを一括で支援。加えて、グループ企業であるUUUMが持つクリエイターネットワークを活用した動画制作やタイアップ投稿まで一気通貫で対応する体制を整えている。
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