検索結果で個人が企業にどこまで食い込める? 「WEBマーケティングブログ」名前の由来
――なぜ「WEBマーケティングブログ」というタイトルを付けたのですか?
実は「WEBマーケティング」とGoogleで検索した際に著名なSEO業者や企業のサイトが多かったからという理由なんです。Webマーケティングを行っている、もしくはおもしろいサービスを提供している企業が多くある中で、個人が「WEBマーケティングブログ」と銘打ったブログを開設したところでGoogleの検索結果にどこまで食い込めるか、というチャレンジ精神ですね(笑)。
――で、実際どんな感じに食い込めていますか? あ、ググってみると5番目ですね(取材当時)。
あ、本当ですね(笑)。周りの企業サイトを見ていると「なんかおもしろいところにいるなぁ」なんて感じますね。一度「実現したい」と思うと、いてもたってもいられなくなります。
――毎日更新のモチベーションはどこからくるのでしょうか?
「好きなことをやっているから」というところが大きいと思います。元々自分が欲しいと思う情報をすぐに探し出すことが得意だったこともあり、それが少しでも人のためになるということが私にとっては大きなモチベーションとなっていますね。
――確かに、「おもしろいよ!」「使えるよ!」という感じが凄く伝わってきます。
本当ですか? そういっていただけるとさらにモチベーションがあがります。単純ですから(笑)。
大切なのは「親和性」。関係ない記事が客をつかむ。
――そういえば、時々Webマーケティングとは関係のない更新をされますよね? あれは一体どういう意図なんですか。
おっと、やはり突っ込まれてしまいましたね(笑)。周りからもよく言われます。「テーマはWebマーケティングじゃないの?」と。実はそこが、私のブログのターゲティングと関わる重要なものなのです。私のブログのターゲットは「ドン・キホーテに行くとなかなか出て来れなくなるようなアイデア&DIY好きな人」なんです。一見Webマーケティングとは関係がなくとも、親和性が高いんでしょうね。そういった読者の方は意外と他の記事も見ていただいていることも調べてみると分かります。
――確かに、ふらっと立ち寄った閲覧者があのセクシーなボディペイントを見たら見入っちゃいますよね。
Webマーケティングって広い知識が必要で、技術もたくさん知っていなくてはならない、ということが盛んに言われていますが、それがネックとなって遠ざけている人が多い。でもどんなことでもそうですが実は好奇心さえあればいつのまにか知識が付いてしまっているというものですよね。少しでもそのきっかけを作ることができればと考えて運営しています。
――海外のツールなど、リリースされたとほぼ同時にご紹介されていますが、その辺はどうやって情報収集しているのでしょう?英語は得意なのですか?
実は英語は得意ではありません(笑)。先日ライフハッカー日本版のローンチイベントに行ってきたのですが、著名なブロガーさんが英語でバンバン質問するのを見て危機感すら感じたくらいです(笑)。情報収集に関してはRSSリーダーを利用して、その中でおもしろそうなものをピックアップして記事化しています。