モバイルアプリのデータ分析プラットフォームを提供するAppMagicは、日本での本格的な事業展開を開始した。
米国が拠点の同社は、2019年に設立され、350社以上のエンタープライズクライアントから信頼されているという。現在、ダウンロード数、収益、ユーザーエンゲージメント、広告インテリジェンス、市場動向、製品インサイトを網羅する包括的な分析ツールを提供している。
また、業界の競合に先駆けて、LiveOpsカレンダーやProduct Analysisといった機能も提供。LiveOpsカレンダーは、アプリ内課金による収益化戦略の最適化に役立つライブラリと、トップ収益イベントに関する専門家のコメントを提供する機能となっている。さらに、PCゲーム市場に向けたSteamデータ分析サービスをローカライズして提供予定で、これにより日本におけるPCゲームインサイトの需要にも対応する計画だ。

同社日本オフィス代表の谷内照吾氏は「AppMagicのローカライズは、日本市場に特化して精緻に調整されており、ユーザーがすぐに使いやすさを感じられるように設計されています」とコメントしている。
同社CEOのマクシム・サモルコフ氏は「日本には大きなポテンシャルがあり、日本のアプリ業界の皆様に強力なデータドリブンなインサイトを提供できることを楽しみにしています」と述べている。
【関連記事】
・Appier、ADYOUNEED SASの買収を発表 製品グループにAI搭載プラットフォームを統合
・フラー、「App Ape Award 2024」を発表 大賞は語学アプリ「Duolingo」
・ナイル、Best App Award 2024発表 Notion・BeReal.など39アプリを表彰
・AnyMind Group、AI App Studioの新設を発表 アプリケーション開発を推進
・Appier、全製品グループへの生成AIの統合を発表 プラットフォーム上でLLM技術の活用が可能に