データXは、同社が提供するデータマーケティングプラットフォーム「b→dash」において、「配信チャネルの最適化」機能をリリースした。
同機能は、「どのようなユーザーであれば、どのアクションタスクで配信することが最適か」を予測し、顧客ごとに最適なチャネルでのコンテンツ配信を行う。
具体的には、AIがb→dashに蓄積されている類似ユーザーの「行動履歴データ」を学習し、学習したデータを利用して、「性別」「居住地」といったユーザー属性を基に、「開封」「未開封」といった行動履歴から、最も成果を見込める「配信チャネル」を、シナリオ配信時に予測する。

実績としてアパレル業界A社では、メールでの一斉配信から、プッシュ通知を組み合わせたクロスチャネル配信を実施し、店舗とECとの相互送客を推進したことで、クロスユース率が150%に向上した。また、人材業界B社では、メールのみでのリマインドから、SMSやLINEも組み合わせたクロスチャネル配信を実施し、面談実施率が70%から80%に向上したという。
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