GMOペパボは6月10日、動画・ライブ配信支援プロジェクト「Alive Project byGMOペパボ」において、企業や自治体を対象とした動画・ライブ配信プロモーション支援を正式に開始した。

ライブ配信は成長市場で、2023年の国内ライブストリーミング市場規模は5,345億円となり、2030年には2兆5,000億円に拡大すると予想されている。企業にとってブランド認知度向上や新規顧客獲得のためのプロモーション活動の場として重要性が高まっている。
しかし現状では、ライブ配信でのプロモーションは配信者や事務所との契約の煩雑さや、プロモーション効果の計測が困難なことから、多数のフォロワーを持つ一部の配信者のみに依存しがちという課題がある。同サービスの主な支援内容は以下の通り。
オリジナル配信用素材の制作では、VTuber向け素材制作チーム「うさねこメモリー」がプロモーション施策に合わせた素材を制作する。制作された素材は、「Alive Studio byGMOペパボ」上での配信画面用素材としての配布や、配信画面上の装置、SNS企画などに活用できる。

配信コメントに連動するオリジナルエフェクト開発では、視聴者のコメントに含まれた企業や商品に関するキーワードをトリガーとして、配信画面にプロモーション素材が表示されるエフェクトを開発する。

さらにECサイト連動エフェクトでは、オリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURI byGMOペパボ」と連動し、グッズやデジタルコンテンツが購入された際にエフェクトが表示される機能を活用したプロモーションを提供。また、配信者向けWebメディア「ストリーマーマガジン byGMOペパボ」での広告記事公開も行う。
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