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現場って実際どうなの? 博報堂プロダクツら次世代メンバーがバーチャルプロダクション制作のリアルを語る

「孤独感はない」 次世代メンバーが感じる交流の意義

━━博報堂プロダクツとHCAの提携によって現場での交流が生まれるようになったと思いますが、育成面などふくめどのような成果が生まれていると思いますか?

北村 このメンバーだからといった部分も多いと思いますが、ご飯を一緒に食べたり、日常的に会話したりするなかで、「こんなのおもしろいんじゃない?」「あの映画のシーンをやってみようよ」と、アイディアが自然に生まれていきます。VPは今までにない撮影ができるからこそ、新しいものを次々と提案していく必要があり、引き出しの多さが常に求められますから、奇譚のない意見が飛び交うチームになっていることはとても助かりますし、本当に良かったなと感じる部分です。

槇野 HCAのみなさんはとても話しやすいですし、自分にはない知識やボキャブラリーを持っているので、ひとりではたどり着かなかった情報に触れられることもすごくありがたいですね。

矢坂 寺本さんは広告制作で7年の経験がありますし、槇野さんもCGプロデューサーとしてずっと活躍されていましたし、北村も助手から始めてカメラマンを経験したりしています。そのベースのもと、さらにお互い交流しながらVPの知識が積み上がっていくことで、良い効果が生まれているのではないかと感じています。

VPはこれからもさらに発展していく技術ですので、育成にゴールはなく、常にみんなで学んでいくしかない。それが結果として、育成につながっていくのではないでしょうか。

━━松本さんは入社してまだ1年未満とのことですが、この職場や仕事のやりがいについてどのように感じていますか?

松本 CG制作自体は学生時代から取り組んでいましたが、基本はひとりで行っていました。ここでは全員野球のように一丸となって進めていけるため孤独感もないですし、気持ちの面での負担も少ない。従来のCG制作と違い納品して終わりではなく、現場で直接クライアントの声が聞けたり、まわりの仲間から良いフィードバックがもらえるのがとても嬉しいですし、モチベーションにもなっています。

━━最後に、現場の皆さんからみたVPの展望をお聞かせください。

兒玉 Unreal EngineでAIを活用して現実の世界をキャプチャーし、3D化する新しい技術も登場しています。今すぐ使えるものではないですが、今後挑戦していきたいです。

槇野 そうですね。CG制作は時間や手間がかかるので、AIのスキャンが実現できたらと思います。

寺本 同じくAIのスキャンにはなりますが、Gaussian Splatting(複数の画像から3Dシーン表現を再現し、任意の視点から画像生成できる技術)に挑戦してみたいです。コストの面からVPには少し手を出しづらい企業の選択肢になるのではないかと思っています。

━━皆さん、ありがとうございました!

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この記事の著者

松岡 亜希(マツオカ アキ)

フリーランスのライター&エディター。出版社勤務を経て独立。雑誌、書籍、Webサイト、企業広報などさまざまな分野で活動中。

http://pubapart.com/

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社博報堂プロダクツ

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2025/08/04 11:00 https://markezine.jp/article/detail/49594

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