SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Autumn

業界キーパーソンと探る 注目キーワード大研究(AD)

エンタメ性重視で動画総再生数5億回突破。大丸松坂屋百貨店が自社の運用ノウハウを伝えるSNSマーケ支援

過去の試行錯誤が今の強みに。エンタメ性を支える経験と体制

岡﨑:当初の「おかたべ」は社員インフルエンサーが運用しており、そこで先述のエンタメ性の重要さを理解することとなりました。その段階でも登録者数が15万人ほどまでは増えましたが、より拡大するためにリブランディングを実施。エージェンシー「FOR YOU」のタレントに出演いただく体制に切り替え、その体制を活かしながらより多くの方々に届けられる非言語のコンテンツを検討したのです。その結果、国内の若者とコミュニケーションを取るだけではなく、グローバル規模でのバズまでも生まれるようになりました。その後FOR YOUには、当社グループからCVCを通して出資もしています。

 もちろん自社アカウント運用の過程では失敗もありましたが、社員インフルエンサー時代にエンタメ性の重要さを理解し、その持続可能な体制とグローバル規模での成長を目指して、先鋭化させてきた結果が今の結果につながっています。

━━自社アカウントを通じての具体的な取り組みや、最近の人気コンテンツについてお聞かせください。

画像を説明するテキストなくても可
大丸松坂屋百貨店 本社 デジタル戦略推進室 DX推進部 デジタル事業開発担当 大川尚久氏
住宅設備メーカーや芸能事務所で営業を経験した後、2023年にインフルエンサー事業のビジネスプロデューサーとしてキャリア入社。インフルエンサー事業において、SNSアカウントの立ち上げやプロデュースを通して、顧客の商品・サービスの魅力を伝えることに注力。

大川:「おかたべ」のコンテンツはやはりエンタメ性を意識した動画なのですが、演者の喜怒哀楽の表現を含め、すべて非言語で表現するコントが人気を呼んでいます。たとえば、(実は食べられる素材でできている)炭酸飲料のペットボトルを食べてしまうというビックリ・ドッキリ感のある動画が大きく跳ねました。

大川:海外でも影響力を持つアカウントへと成長したことで、2025年2月には、タイの国民的俳優がプロデュースするバンコクの日本食レストランのPR動画を受注。『おかたべ』アカウントで投稿し、80万回以上の再生数を記録しました。

岡﨑:インフルエンサー事業では、FOR YOUの出演陣をはじめとしたクリエイターとの共創を意識しており、これがクリエイターを応援するという当事業のミッションだけでなく、ブランドの成果にも深く結びついています。

 同事業のチーム自体も映像コンテンツの企画や制作に強い人材などを他業種からも積極的に採用しており、個々のスキルを活かしています。このチームがコンセプトづくり、コンテンツ企画や運用などの軸を担いながら、外部のフリーのカメラマンや編集者、ディレクターなどと一緒に企画や制作をしているのが特徴です。

 企画だけを行って動画制作の部分はすべて制作会社に丸投げするといった方法ではなく、クリエイターとともに価値共創し、ご自身の実績にもしていただくことで「一緒に作って良かった」と思っていただける関係になるように心がけています。

企画から分析レポートまで伴走しアカウントを成長させる

━━BtoBのインフルエンサー事業の、基本的なサービス内容を教えていただけますか。

大川:一つ目はアカウント運用研修です。「自社アカウントを盛り上げたい」「インフルエンサーとの取り組みをしたい」という企業に対して、当社が自社アカウント運用で培ったノウハウやリスク管理などを伝える勉強会を開いています。また、クライアントの社員がいる場所までうかがって、社員の知識や技術をSNS発信に活かす方法を考案し、SNSアカウントで影響力をしっかり出せるようにする取り組みもしています。

 二つ目はクリエイターサービスです。一般的なインフルエンサーマーケティング支援に近いサービスとなっていますが、強みは当社で普段から信頼関係を築いているクリエイターをアサインできることです。細部までの企画や制作を提供できると考えています。

 三つ目はアカウントプロデュースです。クライアントのSNSアカウントのコンセプトや、投稿内容の企画・設計を伴走するものです。効果的に次の投稿につなげるためのレポートも実施して、アカウントを成長させていきます。

次のページ
トレンドを追っても失敗する?アカウント立ち上げの鉄則

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
業界キーパーソンと探る 注目キーワード大研究連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

落合 真彩(オチアイ マアヤ)

教育系企業を経て、2016年よりフリーランスのライターに。Webメディアから紙書籍まで媒体問わず、マーケティング、広報、テクノロジー、経営者インタビューなど、ビジネス領域を中心に幅広く執筆。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社 大丸松坂屋百貨店

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2025/08/29 10:00 https://markezine.jp/article/detail/49596

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング