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広告接触ユーザーの購入率9.6倍!明治「ザバス」のリテールメディア活用と「ARUTANA」の有用性

ROAS156%、広告接触ユーザーの売上は9.6倍に

MarkeZine:「ARUTANA」での配信で得られた具体的な成果について教えてください。

平松:あるリテールではROASが156%という結果が出ています。広告に接触したお客様の購買率は、広告非接触のお客様と比較して9.6倍にもなっており、「ARUTANA」の施策が購買に寄与したという顕著な成果が見てとれます。

南口:米国リテールメディア業界では、リテールメディアの効果を測る新指標として提唱されているのが「Incremental ROAS(iROAS)」です。これはリテールメディアをキャンペーンに組み込むことによるIncremental(純増)の売上効果を示す指標で、リテールメディアの効果の高さは米国でも注目されています。

リテールメディアでは各社リテールのロイヤルカスタマーにアプローチできるため、購買に繋がりやすい
リテールメディアでは各社リテールのロイヤルカスタマーにアプローチできるため、購買に繋がりやすい

MarkeZine:売上に対する直接的な効果を可視化できるのは、メリットとして大きいですね。その他、メリットを感じられた部分はありましたか?

平松:運用の容易さは想像以上でした。企業横断で配信されるため、各社と細かく調整する必要がありません。店舗との交渉なしに販促の武器が1つ増えたとも捉えられるので、営業部門としてもメリットを感じていたと思います。

 今回は時間が限られている中、特急で施策を進行したのですが、スピーディーに対応していただいたおかげで、新商品の立ち上げ期に間に合わせることができました。リテーラー1社1社と交渉していたら、実現できなかったスピード感でしょう。

データを繋げフルファネルで対応、「ARUTANA」のロードマップ

MarkeZine:明治では「ザバス マッスルエリート」の結果を踏まえ、今後どのように「ARUTANA」を活用される予定ですか?

平松:今後も「ザバス」の多様な商品ラインナップに合わせ、それぞれの対象に向けたきめ細やかなターゲティングで、リテールメディアの広告配信を継続していきたいと考えています。また新商品の発売などがある際は、適切なタイミングで、店頭での認知を促していこうと考えています。

 単に「パッケージを変えました」と店舗へアピールするよりも、「パッケージ変更に伴い、リテールメディアでの広告配信も強化します」と伝えたほうが、販促や売り場作りをする上で納得感があると感じています。営業がリテーラーに提案するためのフックとしても、引き続き活用していきたいです。

MarkeZine:最後にDearOneから「ARUTANA」の最新状況や今後のロードマップについてもお聞かせください。

川村:直近の動きとしては、ユーザーの「購買前の行動データ」と「属性データ」を突合し、より効率的なCRM型マーケティングを実現できるよう、dアカウントとの紐づけを進めています。また近い将来には、コネクテッドTVをはじめとするマスメディアとのデータ連携も今まさに進めており、実装間近になっています。

 「ARUTANA」の最終ゴールは、すべてのリテールメディアに参画してもらい、プラットフォームとしてつなげること。そして、リテールメディアとテレビCM、Web広告といった各施策も一連のデータで繋げ、購買まで可視化できる仕組みを構築することです。「この人にこの訴求が刺さる」「この商品にはこの広告枠がよい」といった傾向までフィードバックできるようにして、フルファネルで広告主のみなさまのマーケティング活動を支援することを目指していきます。

販促施策にも認知施策にも最適なリテールメディア

複数のリテール公式アプリに一斉に広告配信ができ、購買タイミングに届く × 購買データで効果検証が可能です。出稿効果がID-POS連携でレポーティングもできます(購買数・ROAS)。本記事で興味を持たれた方は、ぜひARUTANA公式サイトよりご相談ください。

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この記事の著者

安光 あずみ(ヤスミツ アズミ)

Web広告代理店で7年間、営業や広告ディレクターを経験し、タイアップ広告の企画やLP・バナー制作等に携わる。2024年に独立し、フリーライターへ転身。企業へのインタビュー記事から、体験レポート、SEO記事まで幅広く執筆。「ぼっちのazumiさん」名義でもnoteなどで発信中。ひとり旅が趣味。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社DearOne

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2025/09/12 12:00 https://markezine.jp/article/detail/49617

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