ロゴラボは、企業のブランドイメージ維持・向上を支援する「AIブランドレビュー」正式版を、2025年8月18日より提供開始する。
同サービスは、AIを活用してブランドレビュー業務を自動化するソリューション。広報やIRを担当する企業向けに、ロゴやガイドラインの遵守、イラスト・写真のトーン&マナー、文章表記のルール・誤字脱字、そして景品表示法や薬機法などの法律違反リスクなどをAIが自動チェックする。これによりブランドイメージの一貫性維持や業務の大幅な効率化、社内のブランドリテラシー向上が期待できる。

同サービスは、ウェブブラウザで利用できるアプリケーションとして提供されるほか、Microsoft TeamsやSlack向けのチャットボットも用意。自然言語でのコミュニケーションにより、利用者の理解度向上も図る。
背景には、近年企業のブランド管理ガイドラインの重要性が高まっている一方、多くの企業でリソース不足や管理体制不備が課題となっている現状がある。
「AIブランドレビュー」は、これらの課題解決に向けてヤマダホールディングスをはじめとした大手10社以上でβ版のトライアルが実施されてきた。業務の効率化と同時に、社内のブランディング意識向上にも寄与するとの声もあり、公開情報や制作物の品質維持・向上への期待が高いという。
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