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味の素「アミノバイタル」30周年企画 企業とファンへ「感謝」を伝えるギフト施策の舞台裏

ロイヤルカスタマー向けギフトのこだわりとは

──次に、BtoCのロイヤルカスタマー向け施策について伺います。まず、対象となった「アミノバイタルパートナーズ」とはどのようなコミュニティなのでしょうか。

奥田(味の素):「アミノバイタルパートナーズ」は、2024年2月に立ち上げた「アミノバイタル」の会員制コミュニティです。ブランドのコアファンに向けて、限定コンテンツやキャンペーン、イベントなどを提供しながら、競技や年代問わず、ブランドとファンがより深くつながることを目的に運営しています。2025年10月現在、約2.3万人の会員が参加しており、スポーツを愛する会員同士の交流の場にもなっています

──「アミノバイタルパートナーズ」会員に向けて、30周年ではどのようなギフトを用意されたのですか。

奥田(味の素):ギフティさんからご提案があった「運動やスポーツのモチベーションを高める、私だけのギフト」をコンセプトに、抽選100名限定でシリアルナンバー入りのランタンボトルとポーチ、「アミノバイタル」をセットでプレゼントしました。

アミノバイタルパートナーズ会員に向けた、限定100セットのみのギフトボックス
「アミノバイタルパートナーズ」会員に向けた、限定100セットのみのギフトボックス

──BtoB向け施策とは別のギフトにしたのはなぜでしょうか。

奥田(味の素):同じものにしたほうが費用は抑えられますが、今回は「アミノバイタル」への熱量が高いファンの方が本当に喜ぶものを贈りたかったからです。

──こだわりのポイントがあれば教えてください。

奥田(味の素):ギフト制作にあたって、コミュニティに向けた事前アンケートを行いました。

 また、デザイン面では歴代の「アミノバイタル」製品のパッケージカラーを用いて、花のようにコミュニティが広がるイメージのデザインにこだわりました。印刷いただいた色彩の再現度は、さすがプロの技術だと思いました。

味の素、アミノバイタル30周年企画の担当者

ファンコミュニティから大反響、最多応募数を更新

──成果について、定量・定性ともにわかる範囲で教えてください。

奥田(味の素):大きな反響がありました。まず定量的な観点では、今まで実施したコミュニティ向けプレゼントキャンペーンのなかでは最多となる、1,500件以上の応募が集まりました。

 定性的な観点では、ポジティブなお客様の声を多くいただいています。応募動機欄には、長文の熱い想いをしたためてくださるファンの方ばかりでした。なかには発売当初から愛用くださり、「私も今年『アミノバイタル』ファン歴30周年です!」という方までいらっしゃいましたね。

 ギフト配送後には、当選された方々がSNSやコミュニティ内で自発的に発信されたり、イベントでギフトを身につけられたりしています。ランタンボトルには、1~100までのシリアルナンバーがそれぞれに入っていて、世界に一つだけ、自分だけのボトル、というオンリーワンのプレミアムさを感じてくださっている方も多かったです。

──メーカー冥利に尽きるうれしい反応ばかりですね。今後、ファンとのエンゲージメントを高めるためにどのような取り組みを検討されていますか。

奥田(味の素):直近では2025年10月にコミュニティサービスをリニューアルし、会員の方にとってより使いやすく、交流しやすい体験設計にしました。より一層楽しんでいただけるような企画を提供していきます。

──最後に、ギフティの今後の展望についてもお聞かせください。

池田(ギフティ):ギフトは「渡して終わり」ではなく、必ずその先には伝えたいメッセージがあるものだと考えます。私たちギフティが支援しているのは、そのメッセージを伝えていくためのギフト体験を通じた豊かなコミュニケーション作りです。

 企業の“らしさ”にあふれたギフト体験は、大切な人へ本質的な価値を伝え、深いつながりを育む媒体となります。今後も、「見えない価値」に向き合い、クライアント様の想いを形にお手伝いをすることで、楽しくワクワクするコミュニケーションとしてのギフト体験を一緒に作っていきます。

企業“らしさ”が伝わるギフト体験を、ぜひSTUDIO GIFTEEにご相談ください!

取引先や顧客、従業員に贈るCorporate Giftは、感謝を届けるだけでなく、ブランドの想いや姿勢を伝える大切なコミュニケーションのひとつです。STUDIO GIFTEEでは、ギフトの目的や相手、贈るシーンをお伺いしながら、コンセプト設計から企画、制作、配送までワンストップで企業様のギフト体験をご支援します。
本記事にご興味を持っていただけた方は、ぜひSTUDIO GIFTEE公式サイトよりお問い合わせください。

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この記事の著者

安光 あずみ(ヤスミツ アズミ)

Web広告代理店で7年間、営業や広告ディレクターを経験し、タイアップ広告の企画やLP・バナー制作等に携わる。2024年に独立し、フリーライターへ転身。企業へのインタビュー記事から、体験レポート、SEO記事まで幅広く執筆。「ぼっちのazumiさん」名義でもnoteなどで発信中。ひとり旅が趣味。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社ギフティ

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2025/11/27 10:00 https://markezine.jp/article/detail/49739

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