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データ管理作業が4分の1に? 商品情報を“デジタル資産”に変える「PIM」の可能性とは

現場が求めるPIMの真価とは? ABCファンライフが描く理想の連携

MZ:「EBISU PIM」について、ABCファンライフのお二方は率直にどのような印象をお持ちですか。導入するとしたら、どのような点に期待されますか。

山本(ABCファンライフ):まだまだ先にすべきことがあるのが正直なところでして、今すぐに導入すべきタイミングなのかは悩ましい部分です。ただ、将来的な成長を見据えた時、サービスとしてのPIMには可能性を感じています。

新井(ABCファンライフ):EC事業を展開する者として、PIMに期待したい点は3つです。

 1つ目は、物流・経理といった基幹システムと連携することで実現する、バックオフィス業務のコスト削減。2つ目は、チャネルごとに売価や原価が異なる商品の「多様な顔」を、ひとつの商品軸で一元管理し、分析できる機能。そして3つ目が、キャンペーンなどで変動する仕入れ情報を正確にトレースし、精度の高い損益管理に活かせる機能です。

窪田(インターファクトリー):ありがとうございます。今お話しいただいた物流や経理システムとの連携、そして商品軸での精緻な損益管理は、まさに我々が「EBISU PIM」で解決したい課題であり、API連携を通じて実現を目指している中核機能です。その上で、我々はさらに先の未来像を描いています。

 これまではチャネルごとの分析が主流でしたが、今後は「商品軸」での価値を可視化していく必要があります。ある商品がどのチャネルで、どのような価格で、どれだけ売れているのか。さらには競合他社の状況も含めて分析し、商品自体の価値をスコア化できるような、新たな世界を目指しています。

“コマースの進化”を目指して。データと共に歩む両社の未来

MZ:最後に、今後の展望についてお聞かせください。まずABCファンライフでは、どのようなチャレンジをしていきたいですか。

山本(ABCファンライフ):厳しい市場環境ではありますが、我々はテレビ通販にもECにも、まだまだ大きな可能性があると信じています。データ活用という点では後れを取っている部分もありますが、これまでの強みである「個社データと経験」を活かしつつ、データ分析の良い部分をバランスよく取り入れていきたい。テレビ通販とECという両輪をしっかりと成長させ、売上の最大化を目指していきます。

MZ:ありがとうございます。では窪田さん、「EBISU PIM」を今後どのように進化させていきたいか、展望をお聞かせください。

窪田(インターファクトリー):これまであまり光が当たってこなかった「商品情報」というものに、改めてフォーカスを当てていきたいです。商品情報は、単なる画像やテキストではなく、企業にとって非常に価値のある「デジタル資産」です。その資産を安全かつ効率的に一元管理し、その価値を数値化・規格化していくことが、これからのコマース全体の底上げに繋がると信じています。

 「PIM」という言葉に留まらず、商品・受注・顧客というコマースにおける3大データを統合的に扱える「データ利活用プラットフォーム」として進化させていくことで、お客様のビジネスに持続的に貢献できるパートナーでありたいと考えています。

商品データの一元管理で、販売ビジネスを加速

 「EBISU PIM」は、企業が持つ多種多様な商品データを統合し、情報の整合性を保ちながら各チャネルへシームレスに配信する商品データ統合プラットフォームです。

 商品情報管理(PIM)を導入することで、商品のメディアデータ管理や、様々なシステムへのデータ連携、自社製品の特性に合ったデータ項目の設計・構築などを実現し、EC運営コストの削減とBtoC/Bにおける販売事業ビジネスの加速をご支援します。

 詳細はEBISU PIM公式サイトをご確認ください。

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この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社インターファクトリー

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2025/10/21 10:30 https://markezine.jp/article/detail/49791

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