オンラインで完結しない「受診」などの行動変容も測定へ
MZ:「ユビーAds」の効果検証で何か特徴的な部分はありますか。
近藤:「ユビーAds」では今後、広告配信したユーザーに対して事後にアンケートを取ることによって、オンラインで完結しないアクションについても測定できるようにしていく予定です。たとえば広告主が製薬企業の場合、「広告に接触したユーザーが医療機関検索を行った後、実際に病院を受診したのか」なども気になるポイントかと思います。広告によって行動変容が起きたのかどうかを示すことができると、より広告主の皆様にも使っていただきやすいのではと考えています。
また「ユビーAds」をブランディング目的でご利用いただいた際にも、外部の効果計測パートナーと連携はもちろん、ブランド認知や購買意向などの調査をできるようにすることで、効果の可視化ができると思っています。
拡張配信でマスリーチも。まだまだ進化を続ける「ユビーAds」の展望
MZ:「ユビーAds」の今後の展望や、さらなるサービスの展開について教えてください。
近藤:「ユビーAds」は2025年4月にサービスインしたばかりですので、まだまだ進化の途中です。企業様やユーザーの声を受けながら、より一層「ユーザー一人ひとりに合った情報が提供されるサービス」へと進化していきたいと考えています。健康状況は日々変化していくものですので、直近では、「数ヵ月以内」「数週間以内」といった症状データの登録タイミング別にセグメントできる機能を追加開発し、2025年9月からサービスに搭載しました。
また、今後はUbieが持つ精緻なデータを元に、よく似た特徴を持つユーザーへ広告を届ける「拡張配信」も活用いただきたいですね。「ユビーAds」が持つ1,300万人のデータは強力ですが、この方々と似た興味関心を持つ「潜在層」をWeb上で見つけ出して広告を配信すれば、より多くの人にアプローチできます。これにより、特定の悩みに応えるだけでなく、幅広い層へのブランド認知向上にも活用いただけるようになります。
加えて、「ユビー」のメディア内での広告掲載についても、企業様からよくご要望をいただくため、前向きに検討中となります。実現すれば、「ユビー」内外で特定ユーザーに対する広告配信ができるようになるかもしれません。
MZ:最後に、「ユビーAds」を検討するマーケターや代理店に向けてメッセージをお願いします。
近藤:「ユビーAds」はアイデア次第で様々な活用余地があるサービスですし、我々がまだ思いついていない発想もきっとあると思っています。「もっとこんな使い方ができる」というアイデアがあれば、ぜひ教えてください。みなさまとご相談させていただきながらサービスを磨き、ユーザーへの提供価値を高めていきたいと考えています。また一緒に「ユビーAds」を作っていく仲間も募集しています!ご興味ある方、是非ご連絡ください。
ヘルスケア領域の広告配信で課題を感じている方へ
「ユビーAds」で広告出稿を検討される際、どういう方にどんな情報を届けたい等の詳細をいただければ配信セグメントなども含めたお見積りを作成させていただきます。お気軽にお問い合わせください。
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