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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2026 Spring

BEST OF MARKETING AWARD 2026

「求人ボックス」が10年目に挑んだリブランディング、群雄割拠の人材業界でNo.1を目指す

独自の「UAV」と「マクロ/マイクロ」戦略で、想起の壁を突破

 リブランディングにあたり、求人ボックスが定義したのは「UAV(Unique Attractive Value:顧客に選ばれ続ける独自の価値)」である。徹底したユーザー調査から導き出された求職者のインサイトは、「仕事探しは多大なストレスだが、譲れない条件は妥協したくない」という切実な願いだった。

 そのインサイトに対する求人ボックスの回答が、新たなタグライン「あなたの明日が、詰まってる。」である。求職者が「自分らしさ」を失わず、妥協せずに一歩を踏み出せるパートナーであるという姿勢を明確にした。

 このメッセージを届ける戦術も極めて緻密だ。同社は「マクロWHO」と「マイクロWHO」の両輪で多元的なコミュニケーションを展開した。

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 「マクロWHO」では、テレビCMなどを通じてブランドとしての信頼感や「最小限の労力でベストな仕事が見つかる」という全体最適なメッセージを広域に発信。一方で「マイクロWHO」では、年齢・居住地・趣味嗜好(トライブ)ごとにターゲットを細分化。職種やライフスタイルに応じた「局所最適」なクリエイティブを出し分け、個々のユーザーが「自分のことだ」と直感できるフィット感を追求した。

 この戦略は、劇的な成果をもたらした。求職者認知率は60%超と、前年比2倍に近い大幅な向上を実現。業界内の他ブランドの認知率が横ばいまたは微減の中で、求人ボックスのみが圧倒的な伸長を見せた。それにともない、指名検索数も大きく伸び、ビジネス面でも事業売上高は前年比+67.2%という驚異的な躍進を遂げたのである(※)。

 小島氏は今後の展望について、「名前を覚えてもらうフェーズから、仕事探し(転職・求職)と聞いて真っ先に思い浮かべてもらう第一想起のフェーズへ挑戦する」と語る。

 AIが普及する時代だからこそ、最も「人間らしい」求人プラットフォームへ。10年間の沈黙を破った職人が掲げた「情緒」の看板は、今、確実に多くの求職者の心を動かし始めている。

※株式会社カカクコム決算資料より

取り組みの関係企業:カカクコム(広告主)、サイバーエージェント(広告代理店)

【BEST OF MARKETING AWARD 2027 開催決定!】
2026年春より募集をスタートします。皆さんの日々の取り組みや事例、挑戦を奮ってご応募ください!
詳細は後日改めて、BEST OF MARKETING AWARDサイトにてお知らせします。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

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MarkeZine(マーケジン)
2026/02/13 09:00 https://markezine.jp/article/detail/50301

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