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否定しない企業文化が交流を活性化 ゆめみ流・職種の垣根を超えるコミュニケーション

委員会制度がもたらす組織のひろがり

 セッションの後半は、冒頭で登場した戸田氏がモデレーターを務め、小川氏、池村氏、吉田氏によるパネルディスカッションが行われた。

 200名以上のメンバーを抱えるゆめみでは、主にSlackを使って日々のコミュニケーションが行われている。数百というチャンネル数にも関わらず、そのほとんどがアクティブな状態にあり、それぞれで各人が積極的に発信しているから驚きだ。なぜここまで活発に発信されているのだろうか。

 「『否定しない』というゆめみの文化が大きいと思います。誰かが何かを発信した時に、真っ向から否定されたり誰かに承認されるのではなく、助言プロセスを経て、周りからのアドバイスを参考にすることになる。そうすると発信者の方向性は、そのまま積み上げていくか、修正していくかのふたつしかありません。その心理的安全性が、自由で活発な発信につながっているのではないでしょうか」(吉田氏)

 「ゆめみの場合、結果責任は問われないが遂行責任は問われるため、やると言えばやり通さなければいけません。ただ、全メンバーに代表取締役権限が委譲されているプロリクを見てもわかるように、その責任が誰かひとりに集中しない仕組みづくりができている。だからこそ、失敗しそうな時は『ダメかも』と隠さずに言うことが奨励されていて、仮に失敗しても咎められることはありません。多少間違ったことをしても『考え直せば良い』と言われる程度なので、そういう安心感はあるかもしれませんね」(戸田氏)

 ただ活発なだけでなく、職種の垣根を超えている点がゆめみのコミュニケーションの特徴のようだ。その秘訣は一体どこにあるのだろう。

 「職種の異なる人たちとのコミュニケーションは難しいかもしれませんが、委員会の場合は能動的に参加している人の集まりなので、相互にキャッチアップしようとする良い雰囲気が充満していると思います。デザイナーからするとエンジニアはレビューがものすごく辛辣なので正直めちゃくちゃ怖いですが(笑)、委員会という業務と離れた場所でコミュニケーションをとっていると、案件で一緒になった時もスムーズに会話ができ、工期の短縮につながることもあります。CDCの取り組み自体は利益の創出を目的にしていませんが、結果的に業務で利益を生んでいると感じています」(小川氏)

 「勉強し放題制度のおかげで思う存分学習すると、今度はアウトプットしたくなるため、ブログに書いたり社内勉強会に参加したりするのですが、そこでデザイナーやディレクター、ほかのエンジニアなど、普段関わらない人と話すことは楽しい。それに、そこでの雑談から生まれたプロジェクトも実際に動いているので、良い循環が生まれていると思います」(池村氏)

 心理的安全性の保たれた真にフラットな組織からユニークな委員会制度が生み出され、委員会での活動が職種の垣根を超えたコミュニケーションを促し、企業の利益につながる。ゆめみの取り組みは、ひろがりを求めるクリエイターのヒントとなっただろう。

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この記事の著者

渡辺 佳奈(編集部)(ワタナベ カナ)

1991年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部を2013年に卒業後、翔泳社に新卒として入社。約5年間、Webメディアの広告営業に従事したのち退職。故郷である神戸に戻り、コーヒーショップで働く傍らライターとして活動。2021年に翔泳社へ再入社し、MarkeZine編集部に所属。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社ゆめみ

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2026/04/03 09:00 https://markezine.jp/article/detail/50359

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