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否定しない企業文化が交流を活性化 ゆめみ流・職種の垣根を超えるコミュニケーション

 技術の発展にともない業務は多様化し、近年はデザイナーであってもビジネス領域までカバーすることを求められるようになりつつある。そういった時流に柔軟に対応していくカギのひとつは「コミュニケーション」にあるのではないだろうか。そんな社内外のコミュニケーション活性化を目指しているのが、スマホアプリの開発などを手がける「ゆめみ」だ。独自の“委員会制度”を設けているというゆめみの取り組みやその効果、制度によってもたらされた価値などについて、クリエイター向けイベント「Creators MIX 2020」で語られた。本記事では、そのセッションの様子をお届けする。

否決されない意思決定プロセス

 2000年の創業以来、インターネットの発達とともに成長を遂げてきたゆめみ。主にアプリや大規模サービスの受託開発を行ってきた同社だが、しばしば注目されるのが、そのユニークな社内制度である。社外研修費用予算を無制限とする「勉強し放題制度」や、月に1度社員に野菜が支給される「野菜支給制度」など、ゆめみにはさまざまな制度が存在している。これらはいかにして生まれているのだろうか。その背景には、同社の意思決定プロセス「プロリク(Proposal Review Request)」が働いていた。

 ソフトウェア開発におけるプルリク(プルリクエスト)機能にならい、主担当者が自分の企画や提案を全員が閲覧できるオープンな場所に公開し、全員からレビューをもらって修正や設計を行っていくのがゆめみ流プロリクだ。ゆめみではすべての意思決定をプロリクで実施し、全メンバーに代表取締役権限が委譲されている。また、提案が否決されることは基本的にないという。一見、危うい仕組みのように思えるが、ゆめみでは「自律」「分散」「協調」という3つの原理原則がプロリクの秩序を保っている。同社のディレクター兼プロデューサーである戸田修輔氏はこう話す。

 「組織を身体に置き換えると、それぞれのメンバーが自律や分散、協調することは細胞の動きと言えます。今までは脳が考える役割を担っていましたが、最近は細胞間コミュニケーションのように、それぞれが身体にどのように作用するのかを考え動くことで、バランスを保っていくイメージです」

株式会社ゆめみ ディレクター/プロデューサー 戸田修輔氏
株式会社ゆめみ ディレクター/プロデューサー 戸田修輔氏

 プロリクを通して誕生した制度のひとつが「委員会制度」だ。既存の事業部と対になる形で委員会が存在し、具体的な技術に関連する業務直結型の委員会もあれば、職能に関わらず多様な人が集まって業務上のコミュニケーションを補う委員会もある。本セッションでは、後者を代表して3つの委員会より、その立ち上げに携わった3名のメンバーが登壇。委員会の具体的な活動内容を紹介した。

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プロリクから生まれた3つの委員会

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この記事の著者

渡辺 佳奈(編集部)(ワタナベ カナ)

1991年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部を2013年に卒業後、翔泳社に新卒として入社。約5年間、Webメディアの広告営業に従事したのち退職。故郷である神戸に戻り、コーヒーショップで働く傍らライターとして活動。2021年に翔泳社へ再入社し、MarkeZine編集部に所属。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社ゆめみ

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2026/04/03 09:00 https://markezine.jp/article/detail/50359

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