「アスリートイメージ評価調査」は、CMキャスティングの際に使用する基礎データとしての活用を主な目的として行われたもので、対象アスリートの認知、好意度のほか29項目のイメージ評価を実施している。
今回の調査は北京オリンピック開催前の6月に行われ、首都圏と京阪神圏在住の15~69歳の男女から600件の有効回答を得た。
総合ランキング1位はイチロー
発表された資料によると、イメージ総合ランキングの1位は大リーグで活躍中の「イチロー」。トップ10の顔ぶれは以下のとおり。
1位: イチロー(野球)
2位: 浅田 真央(フィギュアスケート)
3位: クルム 伊達 公子(テニス)
4位: 星野 仙一(野球)
5位: 中田 英寿(サッカー)
6位: 中村 俊輔(サッカー)
7位: ダルビッシュ 有(野球)
8位: クリスチアーノ ロナウド(サッカー)
9位: 三浦 知良(サッカー)
10位: 三浦 雄一郎(スキー)
トップ3には、現役大リーガー、日本女子フィギュア界の女王に続いて、長期間のブランクを経て復帰した「クルム 伊達 公子」が入り、その復活が人々に与えたインパクトの大きさを感じさせる結果となった。
好感が持てるアスリート1位も「イチロー」
個々のランキングに注目すると、「好感が持てるアスリート」でも1位はイチロー。トップ3は総合ランキンと同じ顔ぶれとなった。
1位: イチロー(野球)
2位: 浅田 真央(フィギュアスケート)
3位: クルム 伊達 公子(テニス)
4位: 野茂 英雄(野球)
5位: 中村 俊輔(サッカー)
また、「食やトレーニングについての意識が高いアスリート」は以下のとおり。現役で長く活躍を続けているアスリートが上位を占めている。
1位: イチロー(野球)
2位: クルム 伊達 公子(テニス)
3位: 工藤 公康(野球)
4位: 桑田 真澄(野球)
5位: 三浦 雄一郎(スキー)
「エコ/環境問題に関心を持っているアスリート」としては、現役引退後に世界各地をまわる旅をしている「中田英寿」が最も高い評価を得た。
1位: 中田 英寿(サッカー)
2位: 三浦 雄一郎(スキー)
3位: 星野 仙一(野球)
4位: イチロー(野球)
5位: クルム 伊達 公子(テニス)
“勢いを感じる”アスリート1位は「ダルビッシュ有」
「勢いを感じるアスリート」では、日本のエースとの評価が高い「ダルビッシュ有」が1位になったほか、ウィンブルドンに進出した「錦織 圭」やプロゴルファーに転向した「石川 遼」など、若く活躍がめざましいアスリートが上位にランクインしている。その中で5位に「イチロー」がランクインしているのは、年齢を超えたパワーを感じさせるからだろうか。
1位: ダルビッシュ有(野球)
2位: 浅田 真央(フィギュアスケート)
3位: 錦織 圭(テニス)
4位: 石川 遼(ゴルフ)
5位: イチロー(野球)
本調査は北京オリンピック前に行われたが、オリンピック後の調査ではランキングに大きな変化がありそうだ。
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