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実戦!Google Analytics徹底活用講座

第6回 Google Analyticsでサイト内の一等地を探そう

実際にデータを表示してみよう

 では続いて、実際にGoogle Analyticsで「サイト上のデータ表示」を表示させてみましょう。Google Analyticsにログインし、左メニューから「サイト上のデータ表示」を選択してください。

「すべてのレポート」→「コンテンツの最適化」→
「ナビゲーションの分析」→「サイト上のデータ表示」の順番にクリックする。

 「サイト上のデータ表示」をクリックすると、右側の解析結果表示画面に実際のWebページが表示されます。各リンクの下に、小さなボックスが表示されているのがわかると思います。このボックスは上段、下段に分かれており、上段(青色のバー)がクリック数、下段(緑色のバー)がコンバージョンを示しています。つまり「青色や緑色がたくさん表示されているエリア」=「リンクが多数クリックされているエリア」ということになります。

「サイト上のデータ表示」の解析結果画面。各リンクに小さなボックスが表示される。
上段(青)もしくは下段(緑)の割合が多いリンクほど、多くクリックされていることになる。

 1ページ分をざっと見てみるとよくわかりますが、通常、この「青色や緑色がたくさん表示されているエリア」は一箇所に固まる傾向にあり、そこがあなたのサイトにおける一等地ということになります。もしリンクを戦略的に配置するとすれば、この「一等地」の近辺に設置した方がたくさんのユーザーが見てくれるようになるでしょう。

 続いて、各ボックスをクリックしてみると、クリック数やコンバージョン率などの詳細なデータが表示されます。具体的には以下の4点です。

  • クリック数(クリックの回数)
  • クリック数の%(クリック全体から見たクリック率)
  • 目標/クリック数(目標別のコンバージョン率)
  • 平均スコア(コンバージョン達成前に訪問される確率)

 なお、目標を設定していないとコンバージョン率に関するデータが表示されないので、あらかじめ設定しておきましょう。設定方法は連載第3回を参照してください。

各リンクに表示されたボックスをクリックすることで、
クリック数やコンバージョン率などの詳細データをチェックすることができる。

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文字化けしてしまう場合の回避策

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この記事の著者

伊草 淳(イグサ ジュン)

1979年神奈川県生まれ。成城大学経済学部卒。雑誌編集者、Webディレクターを経て、現在は不動産デベロッパーに勤務。不動産管理業務と併せ、自社サイトの制作および運用を担当。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2007/01/19 15:00 https://markezine.jp/article/detail/551

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