10代はモバイルヘビーユーザーが増加傾向
ケータイ白書2008の調査によると、10代のモバイルユーザーで週に10回以上モバイルインターネットを利用しているモバイルユーザーの割合は男女ともに30%を超えている。これは他の年代と比較して最も高い値となっている。(20代:男性18.4%/女性:16.4%、30代:男性14.4%/女性20.3%、40代:男性12.9%/女性13.7%、50代:男性6.8%/女性7.3%、60歳以上:男性2.6%/女性3.1%)
また、携帯サイトの探し方に関するアンケート調査では、10代のモバイルユーザーは男女ともに携帯サイトを「携帯電話・PHSの検索サイトで検索して」探すと回答したユーザーが最も多くなっている。
10代は自由になるお金も少なく購買力がないため、携帯サイトのメインターゲットと設定しにくいケースも多いが、今後年齢が上がるにつれて購買力は上がっていくと考えられるため、10代のユーザーの動向を踏まえた携帯サイト作りや、検索経由の流入を有効に活用することは重要になってくると考えられる。
今回は、そのような10代のモバイルユーザーにとって大きなイベントである「進路探し」を起点に、若年層の今後のモバイル検索トレンドに関して考察を行いたい。