NPD Groupの発表によると、第3四半期の携帯端末販売台数のトップ5は以下のとおり。これまで同調査で過去3年あまりにわたって首位をまもってきたMotorolaを抜いてAppleのiPhone 3Gが1位となった。
1位 Apple iPhone 3G
2位 Motorola RAZR V3(全モデル)
3位 RIM Blackberry Curve(全モデル)
4位 LG Rumor
5位 LG enV2
同調査では、Motorola RAZR V3からiPhone 3Gへという動きは、「ファッションからファッショナブルな機能へ」の転換点であると分析。しかし、Appleが強さを見せたものの市場全体の販売数は前年比15%減の3200万台。平均販売価格は6%上がって88ドルになったが、売上は10%減の29億ドルとなっている。
米国消費者の携帯端末の購入動機については、43%が「カメラ」、36%は「テキストメッセージの送受信」をあげており、QWERTYキーボードを備えた携帯電話は第3四半期に売れた端末の3割を占めている。また、第3四半期に売れた携帯電話の8割がBluetooth機能を持ち、7割近くが音楽関連機能を持っている。
【関連記事】
・iPhone発売で認知度は74.7%も購入予定・検討は横ばい、BlackBerry認知度は12.8%
・開発者が収益の8割を得られるBlackBerry用アプリのオンラインストア、来春オープン
・ドコモはBlackBerryで攻める、第4四半期に上位機種を投入
・「Android Market」公開、売上の7割は開発者、3割はキャリアへ配分
・「グーグルフォンはまだ?」 iPhone快進撃にGoogle主導のAndroid陣営は? 開発者を巻き込んだ携帯業界の争い