これまでYahoo! JAPANは、データセンターを所有せず、IDCなどの事業者から調達してきたが、今回、ソフトバンクが所有するソフトバンクIDCソリューションズの株式20万株すべてを450億円で取得することによって、データセンターを自社所有することになった。
ヤフーは、自前のデータセンターによって、Yahoo! JAPANへの膨大なアクセスを合理的に処理するとともに、「大量サーバーの独自運用管理技術」を適用することでデータセンター事業の効率化を実現する。また、数千億円規模に成長すると予測されているSaaSをはじめとしたクラウドコンピューティング領域に事業を展開するための基盤として、データセンターを活用するとしている。
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