その広告、キーワードにマッチしてますか?
商品の特性により複数のキーワードや広告を展開できる検索連動型広告だが、キーワードと広告の組み合わせをうまく管理できず、思うような効果をあげられないケースも多い。オーバーチュアでは、そんな広告主の悩みに応えるべく、公式ラーニングポータルにて動画セミナーを公開している。前回の記事では、クリックされる広告のつくり方を解説したが、広告をどんなに工夫しても、キーワードとマッチしていなければ高い効果は得られない。
そこで今回も、オーバーチュアの動画セミナーをもとにキーワードの分類方法について解説しよう。計30分程度の講義で、オーバーチュアの広告の構造やキーワード分類のコツが理解できるので、たくさんの広告を管理しきれていない人や、これから複数の広告を展開する人にはとても参考になるはずだ。
動画セミナーは「オーバーチュア公式ラーニングポータル」へ
中級編 動画で学ぶオーバーチュア 第3回『広告効果を左右するキーワードの分類【基本編】』
中級編 動画で学ぶオーバーチュア 第4回『広告効果を左右するキーワードの分類【実践編】』
アカウントの構造をおさらいしよう
オーバーチュアのスポンサードサーチの構造は、アカウントの下に「キャンペーン」、その下に「広告グループ」といった入れ子になっている。「広告グループ」には複数のキーワードに、1つまたは複数の広告が結び付けられている。(ここでいう広告とは、前回の記事で作成法を学んだ、「タイトル」「説明文」「URL」のセットだ。)
まずは、各項目の関係と設定可能な項目を見てみよう。
アイテム | 主な管理・設定項目と設定できる数の上限 |
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キャンペーン | 1日ごとの予算、地域ターゲティングなど。20個/1アカウント |
広告グループ | 広告クループごとの入札額など。1,000個/1キャンペーン |
キーワード | 審査状況の確認、キーワードごとの入札額、個別URLの設定など。1,000個/1広告グループ |
広告 | タイトル、説明文、URL、審査状況の確認など。20個/1広告グループ |
セミナーでは、「キャンペーン」の分類を見直すと運用効率がアップし、「広告グループ」を見直すと広告の掲載順位がアップするとしている。それでは、「キャンペーン」の分類について、具体例を交えて詳しくみてみよう。