従来、映像字幕で利用されるフォントは視認性の点からゴシック体が主流となっていたが、大日本印刷は映像用や弱視者向け印刷物用に、横線を太らせることによって視認性を高めた「秀英横太明朝」を開発した。
子会社の映像制作会社で、アニメやドキュメンタリーなどで利用し、実績が得られたことから、今回社外へのライセンス提供をスタート。その第一弾として、カンバス社の字幕制作ソフト「SST G1」向けにライセンス提供を開始した。
大日本印刷は今後、「秀英横太明朝」を携帯電話やデジタルサイネージなど、さまざまな環境に向けて展開する。
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